個人的ゲームマシン資料室 NEC CD-ROM2 SYSTEM | 戻る |
本体概要 | |
メーカー | 日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス) |
型番 | CDR-30A / IFU-30A |
発売日 | 1988年12月4日 |
価格 | 57,300円 |
付属品 | ・SYSTEM CARD ・AVケーブル ・ACアダプター ・カバー |
AV出力 | ・コンポジットビデオ(黄)端子 ・ステレオ音声(赤・白)端子 |
対応ソフト | ・CD-ROM2 ・CD-DA ・CD-G |
ネットワークサービス | なし |
解説 |
特徴&注目点 |
PC Engine本体とCD-ROMドライブを接続するインターフェイスユニット。AD-PCM音源、データセーブ用のバックアップRAM、コンポジットビデオ・ステレオ音声出力機能も内蔵され、PC Engine本体の機能拡張を行う。また、これらを制御するためにPC Engine本体と同じCPUを持っている。 なお、バックアップRAMは対応していればHuCARDソフトでも使用可能だ。また、コンポジットビデオ・ステレオ音声出力は全てのソフトで利用可能。 コンポジットビデオ・ステレオ音声出力により、RF出力しかなかったPC Engineの映像や音声をより高品質で出力できる。PC Engine本体の波形メモリ音源、インターフェイスユニット内のAD-PCM音源、CD音声をミキシングして出力できるだけでなく、ミキシング音声をPC Engine本体に戻してRF出力することも可能。 PC Engine本体への電源はインターフェイスユニットから供給されるため、PC Engine本体のACアダプタは必要ない。 |
インターフェイスユニットに装着してCD-ROMドライブとして使用できるほか、これ単体でCDプレイヤーにもなる。そのため、操作ボタン、トラック表示LED、ヘッドホン端子を備える。単体で使用する時のACアダプターはPC Engine本体のものが使用できる。 また、インターフェイスユニットに装着した状態でも、PC Engine本体を立ち上げないと単体CDプレイヤーになる。このとき、電源はインターフェイスユニットから供給され、音声はインターフェイスユニットのオーディオ端子から出力される。 さらに、NECのパソコンPC-8800シリーズのCD-ROMドライブとしても使用可能。(別途、PC-8800シリーズ用インターフェイスが必要。)反対にPC-8800シリーズ用のCD-ROMドライブをPC Engineで使用することも可能。 |
OSやCDプレイヤーソフトを内蔵したSYSTEM CARD。PC Engine本体のカードスロットに挿入して起動すると、CD-ROM2 SYSTEMとして立ち上がる。 システムのタイトル画面でRUNボタンを押すと入れたディスクが自動判別される。CD-ROM2が入っている場合はソフト立ち上がり、CD-DAやCD-Gが入っている場合はCDプレイヤー画面に切り替わる。そのため、CD-ROM2ソフトのオーディオトラックをCDプレイヤー画面で再生することはできない。 写真のSYSTEM CARDはCD-G再生機能を追加したVersion 2.0。ちなみに、Version 1.0ユーザー向けに単品販売されたVersion 2.1も存在する。(機能はVersion 2.0と同じ。) 後に、SUPER SYSTEM CARDやアーケードカードが発売されたが、CD-ROM2 SYSTEMはシステムカードの変更で、さらなる機能拡張が可能な設計になっている。 |
インターフェイスユニットに付属のカバーを取り付けて裏の取っ手を出すと、持ち運びに便利なアタッシュケース状になる。据え置き型ゲームマシンだが、使わない時にテレビの前から片付けることを考慮している。 |
初期のハドソン製CD-ROM2ソフトには、戦略物資関連技術が含まれているので海外に持ち出す場合は許可が必要、という警告が書かれていた。当時としては、凄い技術が使われていたのだろう。 |
購入情報 | |
購入日 | 1990年 |
購入場所 | やまねや シルクプラザ店 |
購入価格 | 57,300円 |
同時購入周辺機器 | なし |
コメント |
本体同時購入ソフト | |
タイトル | イースI・II |
ジャンル | アクションRPG |
メーカー | ハドソン |
発売日 | 1989年12月21日 |
価格 | 7,800円 |
コメント |
NEC PC Engine | NEC SUPER SYSTEM CARD |
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