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サポートがしっかりした製品を・・・
 去年末、まともに使えなくなったSCMのUSB接続PCカードリーダの代わりを買うことにした。最新ドライバの提供があれば使えるはずのものなのにサポート打ち切りで使い物になってしまったので、今度は大手周辺機器メーカのものを買うことにした。これなら、簡単にサポートがうち切られてしまうことはないだろう。
 最近はPCカードタイプではなく、スマートメディアやCFカードなどに特化したものばかりで悩んだ。今使っているデジタルカメラはスマートメディアなのでスマートメディアだけのものでも良いのだが、モバイルギアで使えるCFカードも持っているので両方使えた方がいい。PCカードタイプならアダプタでどんなメモリカードでも使えるので便利なのだが。
 それで買ったのはI-O DATAのUSB-DFRW。これはCFカードとスマートメディアの2つのスロットが付いている。電源不要(USBバスパワード)なので手軽。使いたいときだけUSBケーブルを1本つなぐだけでよい。
 ただ、自分のパソコンはいろいろなUSB機器が接続されているのでつなぐポート(USBハブ)によっては電源不足になってそこに接続された機器が一斉にダウンしてしまう。ACアダプタで電源供給しているUSBハブに接続しないとだめだ。

使えない!ワイヤレスキーボード
 遊び用と仕事用の2台のパソコンが同じ机の上にある。ディスプレイは切り替え器で共用しているが、キーボードとマウスはそれぞれ2つある。仕事用パソコン導入当初はキーボードとマウスも切り替え器で兼用する計画だったが、動作不安定のためディスプレイのみになった。
 マウスは小さいので2つあってもそんなに気にならないのだが、問題はキーボード。使わない方をパソコンの上に載せたり、ディスプレイの横に立てかけたりしている。その時、ケーブルがじゃま。そこで、ワイヤレスキーボードの導入を考えた。
 最初の予定ではVALUESTAR Gに付いてくるキーボードと同型のワイヤレスキーボードNEC PK-KB022を買うつもりだったのだが、おそらく製造停止になったのかNECのインターネット通販サイトからも買えなくなっていた。そこで、LogicoolのCK-55というワイヤレスキーボードを買った。
 ところが、実際に使ってみると使い物にならない!パソコンに接続してちゃんと認識しているし、キーを打てば入力できるのだが、完璧でないのだ。打ったキーを取りこぼす(入力されない)時がある。しかも、まれにというレベルではない。年中だ。「123456789」と打つだけなのに「124568」と画面に表示されることも珍しくない。はっきり言ってストレス溜まる。
 友人には無線ワイヤレス機器が多いので混線しているのではないかと言われた。確かに、自分の部屋には無線LANのアクセスポイント、PHS電話機、コードレス電話機がある。友人の家でも無線LANを導入したらコードレス電話機にノイズが入るようになったそうだ。
 というわけで、買ったのにほとんど使わないでいる。中古ショップに売るか・・・

コンポもパソコンの周辺機器だ!
 コンポが壊れたので新しいのを買った。ソニーのCMT-PX5というマイクロコンポだ。3CDチェンジャー、MDLP対応MD、チューナが一体になったもの。もちろん単体で普通のコンポとして使えるのだが、別売りのPCLK-MN10でパソコンとUSB接続できるのだ。これによって、パソコンからコンポの全機能を制御することができる。一番活躍するのはCDからMDへのダビングやMDの編集・タイトル入力だろう。パソコン上でグラフィカルに行えるのは手軽だ。
 AV機器をパソコンで制御するというのは、うちにもX1turboIIのテレビコントロール(専用ディスプレイテレビを制御)があるが、これはあくまでもパソコンの周辺機器として作られたものだ。CMT-PX5は本来パソコンの周辺機器ではないが、周辺機器のように完全制御できるようになるのが画期的だ。

Pentium 4だけど遅い理由は?
 Pentuim 4 1.5GHzというどちらかというとハイスペックなマシンを使っている割には、あまり速い気がしない。特にOffice 2000は遅いというほどじゃないが重い感じがする。これはやはりメモリが128MBytesしか無いせいだろう。Pentium II 400MHzマシンの時は256MBytes搭載していたが、その半分しかない。
 そこで、128MBytes増設して合計256MBytesにすることに決定。今年末には次世代OSのWindows XPも出ることだし、増設して置いても損ではないだろう。
 マザーボードにはRIMMスロットが4つあり、現在は64MBytes RIMMが2枚刺さっている。Pentium 4マシンにおいてはRIMMでも2枚単位の増設が必要なので、64MBytes 2枚購入することにする。秋葉原でMELCOのRD800-Eを買おうと思ったが売っている店が少ない。たいていの店が取り寄せになってしまう。(パーツショップなどでもPC-800規格のRIMMは品切ればかり。)T-ZONEでRD800-E128Mが1つ売っているのを発見した。ここで気になったのが、このパッケージには64MBytesが2枚入っているのか、128MBytesが1枚入っているのか。店員に確認した所、64MBytesが2枚入っているそうなので即購入。
 家に帰ってパッケージを開けると・・・だまされた!!128MBytesが1枚しか入っていない!だめで元々、128MBytes 1枚をパソコンにセットしてみると、やはり起動しない。使えないじゃないか!仕方がないので、すぐにインターネット通販でもう一つ取り寄せることに・・・128MBytes 2枚の256MBytes増設することになってしまった。まあ、その分快適になったが。

USBの意外な盲点・・・
 USB機器はUSBハブでたくさんつなぐことができるし、ホットプラグで自在につなげられるので便利だ。最近では多くのUSB機器が発売されている。さらに、USBバスパワード(外部電源不要)の機器も多い。
 最近、パソコンを使っていると突然、USB接続のMOドライブが解放される時がある。(使用中止をしないで取り外されたという警告が出る。)もちろん、ケーブルを抜いたり電源を切ったりすることはない。また、USBのCFカード・スマートメディアカードリーダを接続するとマウスやキーボードが使用不可能になったりする。つなぐポートによっては認識するのにカードにアクセスできなかったりする。
UH-P7SSV  電源不足がさらに深刻になってきたようだ。セルフパワード(ACアダプタで電源供給)のUSBハブを使っているのに限界を超えているのか?そこで、7ポートのセルフパワードUSBハブ(ELECOM UH-P7SSV)を購入。これで電源に余裕ができたはずだ。(7ポート全て使うとまた足りなくなる可能性はあるが。)今のところ、特に問題なく使えているようだ。


UA-100のパフォーマンスって・・・
 今までWAVE音源とMIDIインターフェイスとしてローランドのUSB接続ユニットUA-100を使っていた。ところが、ある問題が発生し、さらにパフォーマンスの実態を知ってしまったのだ。
 きっかけは1つのゲームソフト。日本ファルコムの「イースI・II完全版」をプレイしようとした所、エラーが発生して起動しない。マニュアルなどを見てもおかしい所はないはずなのに・・・ゲームの設定でDirect Soundを使用しないようにして起動した所、BGMは当然鳴らないが正常に起動した。つまり、サウンド関係で問題が起きているようだ。UA-100の電源を切り(この時点でソニーのコンポと接続するユニットPCLK-MN10内蔵のWAVE音源が有効になる。)、ゲームの設定でDirect Soundを使用するようにして起動したら、正常に起動。もちろん、BGMも鳴る。
 どうも、UA-100はDirect Sound認定の機器ではないようで、エラーが出ているみたいだ。でも、昔のゲームソフトは同じ環境でも動くのに。プログラムの仕方によって認定機器でなくても動いたりするのだろうか?

 ゲームに関してはUA-100の電源を切ることによって別のWAVE音源を使うようにしたので問題は解決した。しかし、前から気になっていたのだが、UA-100のドライバになんか問題がある気がする。というのはインターネットエクスプローラーでリンクをクリックしたときに鳴る音やWindowsのエラーダイアログが出るときの音などを再生しようとするタイミングでWindowsがフリーズしたり、ブルーバックエラーが出たりすることが時々起こるのだ。
 そこで、UA-100を普段から使わないことにした。(MIDIファイルの演奏を行うときだけ、MIDIインターフェイスとして使う。)そして、ソニーのPCLK-MN10内蔵のWAVE音源を使うようにしたら、なんと!パフォーマンスがぜんぜん違う!音が鳴る場面での動きがスムーズなのだ。たとえばWindows Meに付属のゲーム「スパイダソリティア」でカードを配るときの動きがぜんぜん違う!UA-100では「パラ、パラ、パラ、パラ・・・」という音と共にカードが配られたが、PCLK-MN10では「パララララ・・・」という連続的な音と共に素早くカードが配られるのだ!今まではUA-100の音源が遅いせいで他の動きまで遅くなっていたようだ。UA-100ってそんなに重い音源だったのか・・・

ついにSCSI廃止
 数年前はSCSIが高速で汎用性の高いインターフェイスだった。ハードディスク、MOやCD-ROMなどのリムーバブルメディアをはじめ、スキャナもSCSI接続していた。しかし、現在では内蔵ハードディスクに関してはIDE系のものに変わり、外部機器も高速で手軽なUSBに変わってきた。
 自分のメインパソコンは内蔵のDVD-RAMと外部のCD-RドライブのためにSCSIインターフェイスが取り付けられていたが、ついにSCSIを取り外すことになった。DVD-RAMドライブが2.6GBytesディスクしか使えない旧タイプであること、DVD-ROMの読み込みも2倍速と遅いこと、CD-Rもあまり使わないし、2倍速と遅いことから新しいものに買い換えることにした。
 大容量リムーバブルメディアとしてはMOドライブがあるのでDVD-RAMはやめて、DVD-ROMで高速なものを求めた。また、CD-Rは使用頻度が低いがあれば便利なのでDVD-ROMドライブとCD-RWドライブの一体型(コンボドライブ)を買うことにした。もちろん、インターフェイスはATAPI(IDE)だ。買ったのはRICOHのMP9200A。SCSIが無くなったのでパソコンの起動が速くなった。

モバイルは小さく手軽に
 2年前にモバイル用にWindows CE搭載のNEC Mobile Gear IIを購入したが、最近ではもっぱら自宅に置きっぱなしで、スケジュール通知マシンとして使っていた。原因は大きさと重さ。両手でブラインドタッチ出来るようにWindows CE機では大きめの機種を選んだのだが、それが持ち歩かない原因になってしまった。最初のうちは常に持ち歩いていたのだが、大きいので鞄の中でじゃまだし重い。そのうち、旅行や出張のときしか持って行かなくなった。
 そこで、いきなりSONYのCLIE(PEG-N750C)を買った。きっかけは友人が購入したことだが、Mobile Gearの代替えとして期待出来たので購入に踏み切った。片手で持てるコンパクトな本体、さらに片手で操作出来る便利さ、スタイラスペンを使って文字入力も片手で出来る。また、PDAとしては定評のあるPalm OSを採用している。Windows CE機でも同様なPDAが発売されているが、動作の軽快さではPalm OSが断然良い。机に向かって複雑なことを行うパソコンでは多少重くても多機能なWindowsが良いが、出かけた先でちょっとしたメモを取るとかそういうときには軽いPalm OSが良い。
 あと、Mobile Gearと比べるとパソコンとの連携が良い。手軽にデータ交換(シンク)できるし、パソコン上でもCLIEと同様なスケジュール・メモ機能が使えるので、パソコンでまとめて入力することも出来る。
 CLIE(PEG-N750C)には携帯オーディオプレイヤとしての機能もある。メモリースティックに記録した曲を再生出来るのだ。早い話が、メモリースティックウォークマン内蔵PDAという感じ。小さいので常に持ち歩いても苦にならない。この使い勝手は大きい。

OSの信頼性アップ!
 ついにコンシューマOSとオフィスOSが融合したWindows XPが登場した。ベースは従来オフィスOSとして普及した来たNT系。自分のパソコンに導入するOSとしては初めてのNT系だ。
 Windows Meはすぐにリソースが無くなったりしてかなり動作が不安定だった。フリーズによる再起動が起きない日がないぐらいだ。早速、XPをインストールすると凄く快適!OSのフリーズは一切なくなった。たくさんのアプリケーションを同時に起動しても問題なし。さらに、同じパソコンなのに処理速度も向上した感じ。XPから導入された新しいGUIデザインも見やすくていい。
 周辺機器のドライバなどはまだ、XP対応のものが出そろっていなかったが、2000用のものを使っても特に大きな問題は起きていない。ソフトに関しても一部(古いNT非対応ソフト)を除いて特に問題なく使える。
 OSのアップグレードで劇的に改善されたのは3.1から95へアップグレードしたとき以来だ。

デジタルカメラもグレードアップ
 今まで使ってきたデジタルカメラはオリンパスのC-900ZOOM。あまり不満のないよい機種だったが、細かいところでは不満が出てきていた。たとえば、画質もパソコンの大画面で縮小しないでみると多少粗が目立つ。撮影してから次に撮影できるようになるまでの間もちょっと気になる。
 そこで、思い切って新しい機種を買ってしまった。同じくオリンパスのC-4040ZOOMだ。400万画素になって画質がかなり向上した。(C-900ZOOMは130万画素。)さらに、処理速度も向上してフィルムカメラと同じような感覚で撮影できるようになってきた。また、撮影した画像の再生や、メニュー操作なども素早くできて快適。メニューもわかりやすく改善されている。しかも、同じメーカなので何となく操作性が似ていてマニュアルをあまり見なくても使えてしまう。
 細かい不満がないわけでもないが、全体的にバランスのとれた良いデジタルカメラだと思う。

 この時点でのAvanza NX TW 40Dスペック
 この時点でのE-4400スペック
 この時点でのMobile Gear IIスペック
 この時点でのVALUESTAR Gスペック
 この時点でのCLIE 750スペック



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