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いよいよ光通信の時代?
 去年、Bフレッツ・ベーシックタイプを導入してやっとブロードバンドに対応したが、料金が非常に高かった。基本料金を除いたBフレッツ料金だけで毎月9000円(NTT東日本)+5800円(BIGLOBE)=14800円かかる。2〜3年すれば光通信がもっと普及して料金が値下げされると期待していた。
 ところが、思ったより早く値下げが訪れた。普及率の関係かニューファミリータイプが無かった地域にも全てニューファミリータイプが導入されたのだ。さらに、値下げも実施。ベーシックタイプからニューファミリータイプに変更することによって毎月の料金が4500円(NTT東日本)+0円(BIGLOBE)=4500円となり、約1万円の値下げ!この値段って2〜3年前のフレッツISDNの料金とほぼ同じだ。

内蔵ハードディスク初購入
 メインパソコンのVALUESTAR Gは元々搭載されている60GBytes(ATA100)と、いらなくなったAvanza NXから取り外した8.4GBytes(ATA33)の2台のハードディスクを使用している。そして、アプリケーションの大容量化とDVD-Video作成のために大きなファイルを扱うようになったため、ハードディスクが足りなくなってきた。
 そこで、初めてバルク品の内蔵ハードディスクを購入した。80GBytes(ATA133)の静かで高速なハードディスクだ。しかし、勘違いしてATA-133のハードディスクを買ってしまったのだ。本体はATA100だから、本当のパフォーマンスはでない。でも、従来よりは若干高速な感じ。

ゲームのためにグラフィック性能強化
 今までは、高いグラフィック性能を必要とするゲームをプレイすることがなかったため、あまり高性能なビデオカードを使っていなかった。ビデオカードの交換といえば、Windowsでの解像度を上げたいとか、色数を増やしたいとか、デジタル出力にしたいとかそういう理由だった。
 しかし、ついにゲームのためにビデオカードの交換を行った。ファイナルファンタジーXIのためだ。今まで使っていたnVIDIA GeForce4 MX440チップ搭載のビデオカードでは画面解像度や映像品質の設定を下げてなんとかゲームがプレイできるぐらいだった。動きは結構重い。(ファイナルファンタジーXIベンチマークで最高2244。)
 今回、nVIDIA GeForce4 Ti4800SEチップ搭載のビデオカードに交換した。ファイナルファンタジーXIベンチマークは2828に上がった。ゲーム画面も画質の設定を変更してかなり美しくなった。それでも、動きは従来よりなめらか。人が多いところでは重くなるがこれはCPU性能の問題だろう。やっとWindows版ならではの美しい画面でファイナルファンタジーXIがプレイできるようになったな。

パソコン故障!
 パソコン(VALUESTAR G)を使っていたら突然電源が切れた!動作不安定でリセットがかかることはあったが、電源が切れたのは初めて。一瞬、何が起きたか理解できなかった。
 コンセントを抜いて再度電源投入を試みたが、電源が入らない・・・何回か試してみても駄目。これは明らかに故障だ。電源が入らない現象で考えられるのは、電源ユニット、マザーボード、CPUのいずれかの故障だ。いきなり電源が切れるという現象が最初なので電源ユニット故障の可能性が高い。(マザーボードやCPUが壊れたのなら電源が切れるのではなくフリーズしそうな感じ。)パソコンを自作している友人に相談してみたところ、やはり電源ユニットが怪しいとのことだった。
 友人の話によると、故障の原因としては電源ユニットの老朽化に加えて過負荷が考えられるという。電源ユニットは250Wのものだったが、今年に入ってから高速回転ハードディスクを増設したり、高速なビデオカードに交換したりしているので電源容量が足りなくなっている可能性が高かった。(300W以上はほしいところ。)
 メーカー製パソコンなので本来はメーカーに修理を依頼するのが筋なのだろうが、修理に出すとしばらくパソコンが使えなくなってしまう。それに、修理に出したのでは電源容量が250Wのままで解決にならない。そこで、電源ユニットを買ってきて自分で交換することにした。
 AOpenのFSP350-60BTという350W電源ユニットを購入。取り付けてみると・・・問題なく起動。良かった〜。もし、電源ユニットが故障の原因じゃなかったら、マザーボードやCPUまで交換しなければならないところだった。

写真と雑誌の電子ファイル化計画
 今まで使っていたスキャナは7年前に購入したキャノンのCanoScan 300(300dpi)だ。しかも、SCSI接続のため、2世代前のメインマシンPC-9821Xa10(Windows 95)に接続している。スキャンした画像はLANで転送する。そのため、遅いし使い勝手が悪い。さらに、最近になってスキャンした画像に薄い筋が入るようになった。
 そろそろ、スキャナも買い換え時と思い、キャノンのCanoScan 8000F(2400dpi)を購入した。本当はワンランク下の5000Fを買うつもりだったが、8000Fが安くなっていたので買ってしまった。USB2.0接続でメインマシンとダイレクト接続。使い勝手も上がったし、速度も速い。さらに、画質がすばらしい。
 今時のスキャナはフィルムスキャン機能も標準で付いている。現在はデジタルカメラを使用しているのでフィルムスキャン機能には興味がなかったが、試しに使ってみると想像以上にきれいに取り込めた。そこで、過去に撮り溜めた写真フィルムを取り込んでデジタルデータ化することにした。画質の劣化もなくなるし、参照のしやすさも向上する。
 PDFファイルに取り込むことも出来るので、雑誌の切り抜きなどもデジタルデータ化して省スペース化することにした。スキャナの使い道がかなり広がった。

無線LAN高速化
 無線LANは父親や妹がインターネット接続をするためにあるので、自分にとってはあまり関係ないものだった。そして、予算の都合もあって無線LANは11Mbps接続のままだった。
 妹が新しいパソコンを買ったのをきっかけに、無線LANを54Mbps接続にすることになった。アクセスポイント側と端末側の両方とも妹が出資することで。
 機器の設定は自分がやることになったが、相変わらず無線LANは設定が面倒だ。昔から比べたら簡単になっているが・・・有線LANの様に物理的な接続がないため、通信が出来ないとどのレベルで問題があるのか判別が大変だ。当然の事ながら(?)一発でうまくいくはずもなく、試行錯誤で解決。
 問題の1つは何故か知らないアクセスポイント(他人の家?)に接続しようとしてしまうこと。未登録機器を排除する設定になっているようで(セキュリティ的に当然だ。)通信は出来ない。デフォルトでは一番近いアクセスポイントに接続するはずなのだが・・・接続可能アクセスポイントの一覧から知らないアクセスポイントを削除したら問題なくなった。
 2つ目の問題は有線LAN-無線LANアダプタにおけるMACアドレスの登録。アクセスポイント側で接続許可機器を設定するとき、無線LANアダプタのMACアドレスだけでは駄目で、何故かパソコン本体のMACアドレスも登録しないと駄目なようだ。
 とにかく、無線LANのセッティングは疲れる・・・

 この時点でのVALUESTAR Gスペック
 この時点でのネットワーク環境

ついにパソコン自作!
 今まで、パソコンの自作をするつもりは一切なかった。安定してソフトを使用するのが目的なので、メーカー製パソコンを買った方が安心だからだ。しかし、必要な拡張機器、不要な拡張機器など自分好みのパソコンにするため、ここ何年かはメーカー製でもある程度カスタマイズが出来るBTOパソコンを買っていた。
 ところが予算の都合もあり、新品パソコンを買うのが困難な状態になってきた。また、新しくパソコンを買うと、古いパソコンの破棄問題も出てきた。そこで、ついにパソコンの自作に手を出すことにした。一応、パソコンを自作している友人のアドバイス付きで。
 ただ、自作といってもゼロから作ると結局高く付いてしまうので、今使っているパソコン(NEC VALUESTAR G)を最大限に利用して性能アップすることにした。具体的にはマザーボード、CPU、メモリの交換だ。これで実質メーカー製パソコンではなくなる。
 秋葉原に行き、マザーボード(AOpen AX4SPE-UL)、CPU(Intel HT Pentium 4 2.80C GHz)、メモリ(PC3200 256MBytes DIMM 2枚)を購入。VALUESTAR Gの物と交換する。しかし、問題が発生した。電源スイッチ、電源ランプ、ディスクアクセスランプとマザーボードを接続するコネクタが、一体化している。しかも、新しく買ってきたマザーボードとピン配置が異なるため接続できない。さらに、マザーボードを固定するねじを全て外しても、まるで接着剤で固定しているかのようにくっついて取れない。CPUもヒートシンクが頑丈な金具で固定されており外すのが困難だ。メーカー製パソコンなので勝手に改造できないよう細工されているのだろうか?
 仕方がないので、急遽パソコン本体ケース(Keian KN-1000A)を購入することに。電源ユニット、ハードディスク、CD-ROMドライブ、FDドライブ、ビデオカードをVALUESTAR Gから流用し、完成させた。予定と異なり完全に自作パソコンとなったので、型番は「ALF-01」(アルフ1号機)とした。
 ハードディスクはフォーマットせずにVALUESTAR Gの環境をそのまま使用。すると、Windows XPの起動に失敗してしまう。やはりハードウェア構成が大きく変わったためだろう。CD-ROMからWindows XPのセットアップを起動すると、修復セットアップが選択できたので、それを実行してみる。すると、実質再インストールと同じ状態(SP1なしに戻った。)が、アプリケーションやその他の設定は全て残っており、Windows XPのインストールだけで済んだ。また、ライセンスの再認証が必要になったが、インターネット接続では出来なかった。画面に表示された指示通りに電話で行う必要があった。
 余ったVALUESTAR Gはドライブ類が全て抜かれているので使用できない状態に。だが、捨てるのはもったいので、Gateway E-4400からドライブ類を流用して復活させる予定だ。

 この時点でのPC-9801FA2スペック
 この時点でのPC-9821Xa10/C4スペック
 この時点でのE-4400スペック
 この時点でのALF-01スペック
 この時点でのネットワーク環境



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