函館市交通局 市電 その2
路線
函館駅前〜五稜郭公園前
乗車日
2000年8月18日(金)
ホテルからチェックアウトしたらすぐに函館から札幌へ向かう予定だったが、時間までホテルでダラダラとしていても面白くなかったので早めにチェックアウトして市電の乗っていない区間に乗車することにした。
五稜郭公園前まで乗車することにする。
広々とした道路を結構速度を出して走る。
今まで路面電車といったら東京の都電荒川線しか乗ったことがなかった。都電は結構のんびり走る感じだったが、
函館市電は速い
。
五稜郭公園で下車すると自分が乗ってきた電車の次に
レトロ車両「函館ハイカラ号」
がやってきた。レトロ風ではなく本当にレトロだ。昔使っていた車両を
復元してきれいに整備
したもの。観光向けに整備したのだろうが、通常の電車ダイヤに入っているので普通に乗ることができる。(時刻は掲示してあるが本数が少ない。)
五稜郭公園前というぐらいだから近くに五稜郭公園があると思ったら意外に遠い。(歩けない距離ではないが。)時間がないので五稜郭公園に入らずに函館駅に戻ることにする。
五稜郭公園前停留所に戻ってくると、運がいいことに
レトロ車両が来た
!もちろん乗車。すぐ前に電車が行ったばかりなので乗車する人は少ない。普通の車両は真ん中のドアから整理券を取って乗車するが、レトロ車両は
前のデッキから乗り込む
。ちなみに
運転台はデッキにある
。デッキと客室の間のドアは手動で運転士が開閉している。
電車が走り出すと
女性車掌が切符を売りに来る
。普通の車両のように下車時に運賃箱にお金を入れる訳じゃないのだ。つまり、
レトロ車両はワンマン運転ではない
。切符は「函館ハイカラ号」乗車記念切符になっている。
スピードはほかの電車より
遅い
ようだ。それでも結構揺れる。きれいに整備されているが、
性能は昔のまま
。
下車するときは後ろのデッキから。降りるときに車掌が切符の半券を切り取るようになっている。
狙った訳じゃないのにレトロ車両に乗れたのは運が良かった。
函館山
特急「スーパー北斗7号」
Copyright (C) 1996-2009 Yoshinori Adachi