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JR(国鉄)気動車一覧
通常車両ジョイフルトレイン共通仕様車両

アルフ
JR(国鉄)気動車の主な系列を一覧にした物です。
通常車両ページは一般的な列車に使われる車両のリストです。10系気動車以降の形式を掲載しています。
ジョイフルトレインページはお座敷車両など特殊仕様車両のリストです。
共通仕様車両ページはJR(国鉄)の車両をベースにして作られた車両のリストです。

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2024/02/21 ジョイフルトレインページを更新。
2024/02/21 共通仕様車両ページを更新。
2022/02/08追加GV-E197系気動車、291形気動車、DEC700形気動車、DEC741形気動車
2022/02/08更新58系気動車、DMV901形気動車、DMV921形気動車

凡例
写真クリックすると写真を参照出来ます。
番台主な区分番台を挙げました。
会社車両の所属会社を表します。国鉄時代に製造開始され、JRに引き継がれた系列は「国鉄」と表記しています。
駆動方式車両の駆動方式を表します。「機械式」は機械式変速機を使用してディーゼルエンジンで駆動、「液体式」は液体変速機を使用してディーゼルエンジンで駆動、「MA-HB」(モーターアシストハイブリッド)は機械式変速機を使用してディーゼルエンジンで駆動・発電とモーターで駆動を組み合わせ、「S-HB」(シリーズハイブリッド)はディーゼルエンジンで発電・充電してモーターを駆動。「電気式」はディーゼルエンジンで発電してモーターを駆動、「ガスタービン」はガスタービンエンジンで駆動です。
背景がグレーになっている物は全て廃車されたものです。


写真系列番台会社駆動方式用途登場年概要
  YC10 九州 S-HB 一般形 2018 66系気動車置き換えのために投入したハイブリッド車両の量産先行車。形式の「YC」はこの車両のコンセプトである「やさしくて力持ち(Yasashikute Chikaramochi)」の略。
100 2020 0番台をベースにした量産車。2両編成だが分割して別の2両編成と連結し、3両編成にすることが可能。
200 2020 100番台と同様な量産車だが、2両固定編成で分割不可能。
10  国鉄 液体式 一般形 1953 国鉄で初めて液体式変速機を実用化した気動車。その後の気動車のベースになった。
110 東海 液体式 一般形 1988 国鉄形車両置き換えのためにJR東海が投入した18m級軽快気動車。暖地向け仕様。
100 1988 0番台を寒地向けにしたバージョン。
300 1999 ステンレス車体に変更した増備車。
20  国鉄 液体式 一般形 1957 55系気動車をベースに、小型車体だった10系気動車を大型化した車両。
  250 東海 液体式 近郊形 2010 313系電車の気動車版。座席は転換式クロスシート。
1000 2014 座席がロングシートの寒冷地仕様。
1500 2015 座席がロングシートの暖地仕様。
31  国鉄 液体式 一般形 1986 国鉄の分割民営化に向けて九州地区に投入した車両。廃車発生品やバス汎用品を多用してコストダウンしているが、ステンレス車体を採用。
  32  国鉄 液体式 一般形 1987 国鉄の分割民営化に向けて四国地区に投入した車両。31形気動車と同様なコストダウン車両だが、第3セクター鉄道向けの軽快気動車をベースにした。鋼製車体でさらにコストダウン。
  32  四国 液体式 一般形 1998 トロッコ列車用の制御気動車。動力は持たず、185系気動車に連結されて運転される。小型車体で廃車発生品を使用しているという理由だけで32形に含まれている。
33  西日本 液体式 一般形 1988 余剰になった50系客車を気動車に改造した車両。
350 国鉄 液体式 通勤形 1961 大都市近郊の非電化路線に投入された3ドアロングシート車。電車では103系に相当する系列。外吊り扉が特徴。
500 1962 新潟地区に投入された寒冷地仕様。
900 1963 0番台をベースにステンレス車体を採用した試作車。
37  国鉄 液体式 一般形 1983 40系気動車の次世代車両として開発されたが、5両だけの製造で終わった。国鉄で初めて直噴式ディーゼルエンジンを採用した。
38  国鉄 液体式 通勤形 1987 35系気動車の後継車として7両だけ製造された3ドアロングシート車。37形気動車をベースに35系気動車の廃車発生部品などを利用してコストダウンをはかっている。前面形状や内装などが同時期に登場した211系電車に似ている。
40  国鉄 液体式 一般形 1977 10系気動車20系気動車55系気動車などの後継車。2ドアセミクロスシート車で、片開きドアのキハ40・キハ48と両開きドアのキハ47が存在する。電車では113系に相当する系列。
  45  国鉄 液体式 近郊形 1966 地方線区向け一般形の20系気動車と大都市近郊向け通勤形の35系気動車の中間的存在として作られた車両。両開き2ドア(北海道向けは片開き2ドアデッキ付き)セミクロスシート車。
写真系列番台会社駆動方式用途登場年概要
  540 国鉄 液体式 一般形 1986 国鉄の分割民営化に向けて四国地区に投入した車両。廃車発生品やバス汎用品を多用してコストダウンしているが、ステンレス車体を採用。オールロングシート車。
500 国鉄の分割民営化に向けて北海道地区に投入した車両。廃車発生品やバス汎用品を多用してコストダウンしているが、ステンレス車体を採用。デッキ付きセミクロスシート車。転換クロスシートの急行仕様車もある。
  55  国鉄 液体式 準急形 1956 デッキ付きクロスシートを採用した、国鉄初の優等列車向け気動車。
  56  国鉄 液体式 急行形 1961 58系気動車の北海道向けバージョン。
  57  国鉄 液体式 急行形 1961 58系気動車の信越本線(横川~軽井沢)対応バージョン。
58  国鉄 液体式 急行形 1961 55系気動車を改良して急行用にした車両。153系電車の気動車版。後期形は運転室の窓がパノラミックウィンドウに変わり、スカートが付いた。
  60  国鉄 液体式 準急形 1960 大出力エンジン試作車。車体は55系気動車に類似している。
  65  国鉄 液体式 急行形 1969 91系気動車をベースにした大出力エンジン搭載車。58系気動車のパワーを補うために混結して使用される。
  66  国鉄 液体式 近郊形 1974 65系気動車をベースにした両開き2ドア転換クロスシート車。117系電車に影響を与えたスタイル。
71  九州 液体式 特急形 1989 特急「ゆふいんの森」用に58系気動車65系気動車を改造して作られた車両。丸みを帯びたハイデッカー車体が特徴。最高速度は95km/h
  72  九州 液体式 特急形 1999 特急「ゆふいんの森」用に新製された車両。基本的なスタイルは71系気動車に準じている。最高速度は120km/hにアップした。
750 東海 液体式 近郊形 1993 快速「みえ」用に投入した車両。311系電車の気動車版。
200 1999 快速「みえ」の増発や国鉄形車両の置き換えのために投入された車両。同時期に製造された313系電車と合わせた仕様変更がある。
400 1999 200番台と同仕様でワンマン対応にした車両。
1200 2015 200番台を耐寒対策改造した車両。
3200 2014 200番台をワンマン対応および耐寒対策改造した車両。
3400 2015 400番台を耐寒対策改造した車両。
80  国鉄 液体式 特急形 1960 国鉄初の特急形気動車。1次車はボンネット型で、2次車以降は貫通型になった。
85  東海 液体式 特急形 1989 特急「ひだ」や「南紀」に使用される80系気動車の後継車。非貫通先頭車と貫通先頭車の両方とも流線形になっている。
  HC85  東海 S-HB 特急形 2019 85系気動車の後継車として開発されたハイブリッド車両。JR東日本のHB-E210系気動車などと同様なシステムだが、モーターで駆動することからクモハ85、モハ84、クモロ85という電車形式(発電機付き電車という扱い)になっている。
  87  西日本 S-HB 観光用 2016 JR西日本の豪華クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」専用車両。
  90  国鉄 液体式 貨物 1960 試験的に造られた気動貨車。キワ90形が2両造られた。
  91  国鉄 液体式 急行形 1966 60系気動車の失敗から新たに造られた大出力エンジン試作車。
写真系列番台会社駆動方式用途登場年概要
  92  国鉄 液体式 試験車 1970 07形200番台を改造して造られた電気検測車。
  95  東海 液体式 試験車 1989 75系気動車をベースに造られた電気・信号・軌道検測車。愛称は「ドクター東海」。
  97  東海 液体式 事業用 2008 機関車牽引の貨車により行っていたレール運搬列車を置き換えるために投入した車両。定尺レール運搬編成とロングレール運搬編成がある。定尺レール運搬編成の運転室部分は95系気動車に似ている。ロングレール運搬編成の運転室はレール搬入・搬出部分を確保するためにハイデッキ構造になっている。
100  東日本 液体式 一般形 1990 国鉄形車両置き換えのためにJR東日本が投入した16m級小型気動車。1両編成で運転できる両運転台仕様のみ。キハ100は2ドアセミクロスシート車。キハ101は2ドアロングシート車。
  H100  北海道 電気式 一般形 2018 40系気動車置き換え用に投入された電気式気動車。JR東日本のGV-E400系気動車と同型車だが、極寒地対策などJR北海道向けに仕様変更されている。
1100 東日本 液体式 急行形 1990 急行「陸中」用に投入した車両。20m級車体だが、外観は同時期に登場した100系気動車と同じスタイル。2ドア(デッキ無し)回転リクライニングシート車。JR東日本が新製した唯一の急行形車両。現在は快速・普通列車に使用されている。
100 一般形 1991 0番台をセミクロスシート仕様にした普通列車向け車両。
200 1993 100番台のマイナーチェンジ車。ドアがプラグドアから引き戸に変わり、ステップの高さが下がった。陸羽東線と陸羽西線には窓側に向けて回転可能なクロスシートを導入した車両もある。
300 特急形 1995 秋田新幹線(田沢湖線)工事中に特急「たざわ」の代替えで運転された北上線経由の特急「秋田リレー」用の車両。JR東日本が運転した唯一の気動車特急だが、1年間の限定運転だったため普通列車への転用が前提の車両が投入された。車内が回転リクライニングシートでデッキ付きになった他は200番台と同じ。特急「秋田リレー」運転終了後はデッキを撤去し、セミクロスシートに改造されて200番台に編入された。余剰になった回転リクライニングシートはE217系電車のグリーン車に転用された。
700 観光用 2013 八戸線のレストラン列車「TOHOKU EMOTION」。0番台と100番台を改造した3両編成。
710 2017 小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」。100番台と100系気動車(キハ100形)を改造した2両編成。
1200 西日本 液体式 一般形 1992 200番台より車体幅が若干拡大したステンレス車体になった。エンジン出力もアップし、ロングシート車に変更。
200 1991 地方鉄道向け軽快気動車をベースにした小型車両。鋼製車体のセミクロスシート車。
300 1993 セミクロスシートに変わった他は0番台と同じ。
E120  東日本 液体式 一般形 2008 新潟支社管内の国鉄形車両置き換え用に投入された車両。E130系気動車の2ドアバージョン。110系気動車と混結可能。
1250 九州 液体式 一般形 1993 国鉄形車両置き換え用およびワンマン運転用に投入された、地方鉄道向け軽快気動車をベースにした小型車両。
400 特急形 2009 廃止になった高千穂鉄道のTR-400形トロッコ風気動車を買い取り、観光特急「海幸山幸」用に改造した車両。
126  西日本 液体式 一般形 2001 山陰本線の普通・快速列車高速化用に投入された車両。気動車だが電気系統などを223系電車と共通化している。
  127  西日本 液体式 一般形 2009 姫新線の高速化用に投入された車両。126系気動車をベースにしているが、車体や内装に223系電車のデザインを取り入れた。
  130  北海道 液体式 一般形 1988 第3セクター鉄道向けの軽快気動車をベースにした小型車両。
写真系列番台会社駆動方式用途登場年概要
E1300 東日本 液体式 一般形 2007 水郡線の110系気動車置き換え用に投入された車両。混雑緩和のために3ドアセミクロスシートで広幅裾絞り車体になった。車体構造などはE231系電車に類似している。
100 2012 久留里線の35系気動車37形気動車38形気動車置き換え用に投入された3ドアロングシート車。
500 2017 八戸線の40系気動車置き換え用に投入された3ドアセミクロスシート車。
1410 北海道 液体式 一般形 1990 余剰になった50系客車を気動車に改造した車両。
700 東日本 観光用 2014 釜石線の観光列車「SL銀河」用に投入された車両。JR北海道で余剰になった車両を購入して改造した。釜石線では蒸気機関車単機では困難な勾配があり、客車を補機として機能させるために気動車を導入した。回送時は単独で自走したり、蒸気機関車を牽引することもある。
  141  西日本 液体式 試験車 2006 191系気動車の後継車。信号検測に加え軌道検測も行うが、電気検測は行わない。走行システムは126系気動車ベース。愛称は「ドクターWEST」。
  143  西日本 液体式 事業用 2014 除雪車や牽引車として使用する事業用車。運転取り扱いは気動車になっているが、車内に走行用エンジンを搭載するスタイルはディーゼル機関車風。
  150  北海道 液体式 一般形 1993 勾配多雪区間を単行で運用可能な高出力車両。
  160  北海道 MA-HB 試作車 1997 事故廃車になった130形気動車の代替えとして1両だけ製造された一般形気動車。2007年にモータ・アシスト式ハイブリッド車両の試験車「ITT」に改造された。
181  国鉄 液体式 特急形 1968 80系気動車をベースに91系気動車で開発された大出力エンジンを搭載した車両。
1830 国鉄 液体式 特急形 1979 80系気動車の後継車。北海道向けに雪と寒さに強い設計になっている。
500 1986 国鉄の分割民営化に向けて北海道地区に投入した車両。0番台とは大幅に設計が異なる。車体形状は同時期に登場した185系気動車に似ている。
1000 九州 1988 基本構造は500番台をベースにしているが、先頭車は運転室が上にある展望車になっている。また、485系電車との協調運転機能を持つ。
5000 北海道 観光用 1988 ニセコエクスプレス」として新製された500番台ベースの車両。
5100 1989 クリスタルエクスプレストマム&サホロ」として新製された500番台ベースの車両。
5200 1992 ノースレインボーエクスプレス」として新製された500番台ベースの車両。
1850 国鉄 液体式 特急形 1986 国鉄の分割民営化に向けて四国地区に投入した車両。それまでの国鉄特急形気動車と異なり、短編成が組みやすい設計(一般形気動車に近い構成。)になっている。
3000 四国 一般形 1999 2000系気動車の投入で余剰になった車両を普通列車用に転用したもの。他の一般形気動車と連結が可能になっている。
1870 西日本 液体式 特急形 2001 山陰本線の特急列車高速化用に投入された車両。同時期に登場した126系気動車に制御付き振り子機能を追加したシステム。最高速度は120km/h。
500 2003 因美線の特急列車高速化用に投入された車両。0番台をベースに智頭急行乗り入れ対応し、最高速度を130km/hに変更した。
  189  西日本 液体式 特急形 2010 181系気動車の後継車。特急「はまかぜ」置き換え用。
写真系列番台会社駆動方式用途登場年概要
  191  国鉄 液体式 試験車 1974 92形気動車の後継車。181系気動車をベースにした電気・信号検測車。車体は191系電車に似ている。
E193  東日本 液体式 試験車 2002 191系気動車の後継車。電気・信号検測に加え軌道検測も行う。E491系電車の気動車版。愛称は「East i-D」。
  E195  東日本 液体式 事業用 2017 機関車牽引の貨車により行っていたレール運搬列車を置き換えるために投入した車両。JR東海の97系気動車と同型車だが、耐寒・耐雪対応などJR東日本向けに仕様変更されている。
  GV-E197  東日本 電気式 事業用 2021 機関車牽引の貨車により行っていたバラスト輸送・散布列車を置き換えるために投入した車両。牽引車GV-E197形でホッパ車GV-E196形を挟んだ編成。牽引車はE493系電車と共通設計の車体で、単独で他編成の回送などにも使用できる。
2000 九州 液体式 一般形 1991 66系気動車の後継車的存在だが、3ドア転換クロスシート車になっている。
200 2006 行き先表示器にバス用の大型LED表示器を採用し、正面デザインが変更になった。また、車内はセミクロスシート(クロスシートは転換式)になった。
500 1997 基本は0番台と同様だが、ロングシートになっている。
E200  東日本 S-HB 一般形 2007 E991系気動車での研究成果を元に造られた世界初の鉄道営業用ディーゼルハイブリッド車。小海線に投入された。2ドア(片開き)セミクロスシート車だが、車体形状は同時期に登場したE130系気動車に類似している。
  201  北海道 液体式 通勤形 1997 731系電車と連結して協調運転が可能な気動車。車体は731系電車とほとんど同じ。空気バネによる車体傾斜機能を初めて搭載した。
  HB-E210  東日本 S-HB 一般形 2015 仙石東北ライン用のディーゼルハイブリッド車両。走行システムはHB-E300系気動車と同様で、車体はE129系電車に似ている。車内はE721系電車と同様なセミクロスシート。
  2610 北海道 液体式 特急形 1998 宗谷本線の特急列車を高速化するために投入された車両。201系気動車と同じ空気バネ式車体傾斜機能を持つ。車体は283系気動車と似たようなデザインだが、車体傾斜角が小さいため車体の裾絞りがない。
1000 2006 石勝線の183系気動車特急「とかち」の後継車。基本的には0番台と同じだが、車体が789系電車に近くなった。モニタ装置の伝送方式が異なるため0番台とは連結できない。
5000 2020 リゾート車両(183系5100番台気動車183系5200番台気動車)の置き換え用。純粋なリゾート車両ではなく、通常の特急にも使用できる多目的車両となっている。
281  北海道 液体式 特急形 1992 183系気動車の後継車。2000系気動車をベースに造られた振り子車両。気動車で初めて130km/h運転を行った。車体デザインはJR北海道における特急形車両の基本になっている。
283  北海道 液体式 特急形 1995 281系気動車の改良型。振り子の傾斜角拡大と自己操舵台車の採用が主な変更点。
  285  北海道 MA-HB 特急形 2014 さらなる高速化と省エネ化のために開発した次世代特急車両。振り子式と空気バネ式両方の車体傾斜システムを搭載したハイブリッド車体傾斜システムが特徴。駆動系は160形気動車で試験を行ったモータ・アシストハイブリッドを採用。しかし、JR北海道における経営上の問題から開発が中止され、製造から半年程度で廃車になってしまった。
  291  北海道 機械式 事業用 2021 キヤ291形除雪気動車。DE15形除雪用ディーゼル機関車を置き換えるために導入された。気動車であるが、JR西日本のキヤ143形と同様に機関車風の姿。
HB-E300  東日本 S-HB 観光用 2010 E200系気動車をベースにしたリゾート車両。E200系気動車との連結運転も可能。
写真系列番台会社駆動方式用途登場年概要
391  国鉄 ガス
タービン
試作車 1972 ガスタービンエンジンを搭載した高速気動車。181系気動車の先頭形状と591系電車の低重心車体を組み合わせたような形状。3両で1車体の連接車で、中間車は極端に車長が短く客室がないエンジン車になっている。両端の先頭車はカーブで車体が傾斜する振り子車。
  400  北海道 液体式 急行形 1988 14系客車で運行されていた急行列車の置き換え用に、40系気動車を改造した車両。走行系の強化や車内のリクライニングシート化などが行われている。
  GV-E400  東日本 電気式 一般形 2018 新潟地区や秋田地区の40系気動車置き換え用に投入された電気式気動車。ディーゼルエンジンにより発電した電力で走行する。
  DEC700  西日本 電気式 近郊形 2021 試験的に導入された電気式気動車。バッテリーを搭載してシリーズハイブリッド車にする事も可能な設計。
  DEC741  西日本 電気式 事業用 2021 443系電車を置き換えるために導入された電気検測車。走行システムはDEC700形気動車をベースにしている。電気検測に加えて、従来目視で行っていた電気設備の検測も行える。そのため、大量のカメラが載った屋根が特徴。
  DMV901  北海道 機械式 試作車 2004 線路と道路の両方を走ることが出来る、デュアルモードビークルの初代車。日産の中古マイクロバスを改造して造られた。デモンストレーションのために日本各地に出張している。
  DMV911  北海道 機械式 試作車 2005 二代目デュアルモードビークル。日産の新車マイクロバスを改造してDMV911とDMV912の2台が造られた。鉄道での2両編成試験などを行った後、釧網本線で試験的営業運転が行われた。
  DMV921  北海道 機械式 試作車 2008 三代目デュアルモードビークル。トヨタ自動車の協力を得て造られた。定員を増やして実用化に向けた車両。
E991  東日本 S-HB 試作車 2003 ディーゼルエンジン発電機とバッテリーからの電力でモーターを駆動する、シリーズ式ディーゼルハイブリッドの試作車。構造的には発電設備を持った電車で、車体はE127系100番台電車に似ている。愛称は「ne@train」。試験終了後はE995形燃料電池ハイブリッド車に改造された。
1000  四国 液体式 一般形 1990 国鉄形車両置き換えとスピードアップのために投入された車両。ステンレス車体の3ドアセミクロスシート車。両端のドアが片開きで、中央ドアが両開きになっている。
  1200  四国 液体式 一般形 2006 1000形気動車1500形気動車と連結できるように連結器などを改造した車両。
  1500  四国 液体式 一般形 2006 国鉄形車両置き換えのために投入された車両。1000形気動車と比べると広幅裾絞り車体で、全て片開きドアになった。車内は転換クロスシートに変わっている。
  2000  四国 液体式 特急形 1989 四国内の特急を高速化するために投入された世界初の振り子式気動車。また、日本初の制御付き振り子車両でもある。先行試作車は「TSE」と呼ばれ量産車と若干仕様が異なる。最高速度は120km/h。
  N2000  四国 液体式 特急形 1994 最高速度を130km/hにした2000系気動車の改良型。車体デザインも異なる。
  2600  四国 液体式 特急形 2017 2000系気動車の置き換え用に開発された車両。8600系電車の気動車版。車体傾斜システムは振り子式から空気バネ式になった。しかし、カーブが連続する区間で空気容量に問題が発生したため、先行車4両のみの製造で量産化は見送られた。
  2700  四国 液体式 特急形 2019 2000系気動車の置き換え用に開発された車両。車体傾斜システムは振り子式。それ以外の車体や内装などは2600系気動車と同様。

出口