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925形電車「ドクターイエロー」
撮影場所
上越新幹線 高崎駅
撮影日
1988年4月1日
E926形電車「East i」の導入で引退した、925形電車「ドクターイエロー」新幹線電気軌道検測車。JR発足1周年記念で一般公開された。この一般公開では外部から見るだけでなく、
車内の見学も可能
であった。しかし、同時に開催された高崎機関区の一般公開とは対照的に、
来場者はまばらで閑散としていた
。(この頃は機関車と比べると新幹線は鉄道ファンの趣味の対象としては重要視されなかったようだ。)
現在、この手のイベントは多くの来場者で混雑するので、警備上の理由からか車内が公開されることはまず無い。そのため、非常に貴重な体験となった。
高崎駅の新幹線ホームに停車する925形電車「ドクターイエロー」。
2つ並んで設置されたパンタグラフ
が検測車らしい。巨大なJRマークも目を引いた。
925形電車の運転台。アナログの速度計とドットマトリクスプラズマディスプレイのモニター装置やテンキーが古さを感じさせる。
925形電車の速度計。
運転室内は覗くだけでなく、ちゃんと
運転席に着席してじっくり見学
することが可能だった。
925形電車の車内。
記念撮影までできる余裕が、今の公開イベントでは考えられない。しかも、この記念撮影は自分から頼んだのではなく、JR係員の人が「撮りましょうか?」言ってくれたのだ。
925形電車の屋根上。
パンタグラフや架線を目視するための観測ドーム
から見たところ。
925形電車の連結部。編成内で各種検測機器を接続するため、
大量のジャンパーケーブル
が取り付けられている。
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