JR東海 東海道新幹線「のぞみ」700系
車両
JR東海700系電車
路線
東海道新幹線 東京〜新大阪
時刻
8:52発、11:26着(1007A)
乗車日
2000年7月13日(木)

JR東海700系電車  今まで、300系と500系には乗ったことがあったが、700系は乗る機会がなかった。今回、出張で初めて乗ることになった。(この乗車レポート初の仕事乗車。)
 特徴的な先頭部はJR東日本のE2系電車を下膨れにした感じだ。最高速度はE2系より10km/h速い285km/h(東海道新幹線内は270km/h)。
 出来るだけ短い流線型で高速走行を実現するために先頭部はかなり空気抵抗などを計算した形になっているのだが、意外なことに側面の乗降ドアは段差(ドアと壁の段差)がある通常のドアだ。E2系電車は空気の流れを滑らかにするために段差がないプラグドア(内側からドアをはめ込んでしまう感じ。)を採用しているのに。


 300系以降の新幹線は間接照明になっているものが多く、車内がちょっと暗い感じがした。しかし、700系では久々に蛍光灯カバーが並ぶ直接照明で非常に明るい車内になっている。200系リニューアル車にも似た感じの明るさだ。さらに間接照明だと、その構造上どうしても天井が低くなってしまうが、直接照明のため天井が高い。しかも、空調の吹き出し口が荷物棚の下にあるので天井はさらにすっきりとしている。車高は低いのに車内天井高さは200系より高い。
 気になる乗り心地は300系と500系の中間という感じだ。300系の後継車ということで乗り心地は向上している。不快な前後の振動は全くなかった。そして、500系の廉価版ともいえる700系は安くなった分性能も落ちた感じだ。振動も500系より多い感じ。特に横Gが感じやすい。(元々、東海道新幹線は急なカーブが多いが。)トンネル突入時の「耳つん」は300系と同じぐらい感じた。(改良していないのか?)
 全体的に見ると300系より劣っている部分はなさそうだ。車内のゆったりさでは700系、乗り心地では500系がいいと思う。

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出口
東京急行電鉄 目蒲線

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