上信電鉄
車両
上信電鉄150形電車
路線
上信電鉄 高崎〜下仁田
乗車日
1999年9月11日(土)

サファリパーク広告車  上信電鉄に乗るのは今回が2回目で約15年ぶりだ。昔とはだいぶ環境が変わっている。まず、広告車の導入。この写真の電車は「群馬サファリパーク」の広告塗装になっている。
 車両も変わった。上信電鉄は地方私鉄でも珍しく独自の新車を導入して話題を集めたが、非冷房車なので余り活躍していない。現在の主力は西武鉄道からの中古車だ。さらに、ワンマン運転を行っていて運転席後ろには運賃箱も設置されているが・・・ただの箱だ。JRや他の地方私鉄のワンマン電車に付いている運賃箱は自動両替機機能付きなのに。運転士に頼めば両替してくれるのか?
 運賃箱と違って高性能(?)なのは自動車内放送だ。停車駅や行き先を自動で放送するものだが、一般的には固定のメッセージを再生するだけなのでどの列車に乗っても同じ音声だ。しかし、上信電鉄の自動放送はちゃんと主要駅の到着予定時刻が入る。つまり、列車によって使い分けているということだ。こんな自動放送は初めて聞いた。

 上信電鉄は全線単線だが、途中駅には交換設備が多くある。また、駅間にも交換設備がある。以前乗ったときは急行(料金不要)もあったし、貨物列車も多数運転されていたので、たくさんの交換設備が役立っていたのだろう。

下仁田駅  終点の下仁田駅。千平から下仁田は急な山間を登っていき、登山鉄道のような雰囲気になるが、下仁田は意外と開けた感じ。


蒟蒻畑広告車  下仁田駅に停車中の高崎行き電車。「蒟蒻畑」の広告車だ。左に止まっているピンクとも朱とも言えない変わった色が上信電鉄本来の標準色だ。


 上信電鉄は他の地方私鉄と同様に経営が苦しくなっているが、意外と乗客はいるということだ。土曜の昼間だったが行きも帰りも席が全部埋まるぐらいは乗っていて、空気を運んでいるという状況ではなかった。しかも、昼間でも約30分間隔で運転している。

JR東日本 吾妻線
出口
JR東日本 快速「ホリデー快速鎌倉」

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