東武鉄道 特急「りょうもう25号」
車両
東武鉄道200系電車
路線
伊勢崎線 浅草〜太田
桐生線 太田〜赤城
乗車日時
2010年12月30日(木) 15:40発、17:38着(1825)
乗車券類
Suica(運賃)
りょうもう25号特急券

 東京から前橋まで普通に帰ると上野から高崎線経由になる。しかし、特急「りょうもう」に一度も乗ったことがなかったので、遠回りになるが浅草から東武伊勢崎線経由を利用してみた。

東武浅草駅  細長い駅ビルが特徴の東武浅草駅から出発する。大手私鉄のターミナル駅らしい行き止まりホームを備えた駅だが、狭いところに無理矢理押し込んだような感じで、中はこぢんまりとしている。


 特急「りょうもう」は全席指定。発車の1時間前に浅草駅の自動券売機で特急券を購入した。窓際と通路側を選択できるので窓際を選んだのだが・・・なぜか発券されたのは通路側。窓際を選んだつもりが間違って通路側を押したのか?

ムービーライブラリ
東武鉄道 200系電車 入線(浅草駅) (YouTube)

東武200系電車  浅草駅の3番線に停車している200系電車の特急「りょうもう」。


急カーブなホーム  東武浅草駅は隅田川と平行しているのだが、浅草駅を出るとすぐにカーブして隅田川を渡る。狭い立地で90度方向転換するため、浅草駅のホームは先端の方へ行くと急なカーブになっている。車両とホーム間の大きな隙間でカーブしているのが分かる。


ホームの先端  ホームは6両編成の列車がぎりぎり止まれる長さ。先端部はかなり細くなっている。乗降ドアには安全のためステップが設置されている。特急列車ではステップが設置されるので車両とホームの間が大きく開いていても安心だ。ちなみに、ステップは係員が手動で設置する。


 発車の10分前に車内に入ったが、座席はまばらに埋まっている。しかし、車内放送では特急券がないと乗車できないことを案内すると共にすでに満席になっていることも案内していた。本当に満席なのか?と疑問に思ったが、発車間際になったらどんどん人が乗ってきて本当に満席だった。
 窓際を選んだのに通路側になったのは窓際が満席だったからかもしれない。発車1時間前に特急券が買えたから良かったが、ぎりぎりだったら乗れなかったかもしれないな。

200系電車の座席  座席はリクライニングシートで、フットレストも付いている。しかし、車体幅(JR車両より狭い)の関係か、2人がけシートの間に肘掛けがない。JR特急では一昔前のシートという感じ。


 満席で浅草を出発した特急「りょうもう」だが、終点の赤城駅が近づく頃まで降りる客がほとんどいなかった。東京〜群馬県東部(太田、伊勢崎、桐生)のアクセス手段として定着しているようだ。30分おきの高頻度な運転であることからも分かる。

赤城駅に到着した特急「りょうもう」  終点の赤城駅に到着した特急「りょうもう」。多くの乗客が下車した。赤城駅は上毛電鉄との接続駅だが、上毛電鉄に乗り換える人はあまりいないようだ。1960年代には上毛電鉄に乗り入れて浅草駅と中央前橋駅を結ぶ直通急行が運転されていたが、東京〜前橋ならJRを利用するのが普通だろう。


上信電鉄 デキ臨時列車
出口
東京メトロ 16000系電車

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