乗車日時 | 2003年1月2日(木) |
車両 | 相模鉄道 10000系電車 |
乗車区間 | 相模鉄道 二俣川〜(相鉄本線)〜海老名 |
乗車券類 | 乗車券(横浜〜海老名) 300円 |
電車の導入にもコストダウンが重要課題になってきた現在では、独自の車両を作ることが難しくなってきたようだ。そこで相鉄が導入した新型車両10000系電車はJR東日本のE231系電車をベースにしている。
正面デザインが独自になっているのと、車体幅が若干違うことを除けば見た目もE231系電車と変わりはない。
車内に貼られた車両形式ステッカー。この表示フォーマットもE231系電車と同じ。メーカーは東急車輌とJR東日本・新津車両製作所の連名になっている。一部車両は実際にJR東日本で製造されたものもある。
車内はE231系電車と全く同じで、E231系電車ベースというより、E231系電車そのものと言ってもいいだろう。ドア上のLED案内表示器は乗り換え案内なども追加されているが、中央・総武線や高崎・宇都宮線のE231系電車と同じ1段タイプ。スクロール表示が出来ないので長い乗り換え案内文は文節ごとに切って表示される。ちょっと見づらい。(相鉄の従来車両に付いているLED案内表示器は大型でスクロール表示も可能。)導入時期が少し遅ければ、常磐線のE231系電車と同じ表示機能が強化されたLED表示器(2段タイプ)になったかもしれない。
全くカスタマイズをしていないとも言える10000系電車はかなりコストダウンにつながっているのだろう。