JR東日本 湘南新宿ライン
車両
JR東日本E231系電車
路線
東海道本線 大船〜大崎
山手線 大崎〜上中里
東北本線 上中里〜大宮
高崎線 大宮〜籠原
時刻
17:34発、19:52着(2670E)
乗車日
2002年1月3日(木)

 友人と鎌倉に行った帰り、大船から湘南新宿ラインの高崎線直通籠原行きに乗車することにした。通常なら、東京まで東海道本線で行き、東京から上越新幹線で高崎へ行くのだが、東海道本線から高崎線に直通する列車に乗ってみようということになった。

JR東日本E231系電車  高崎線の電車は湘南新宿ラインが運転開始になった2001年12月ダイヤ改正から115系が引退し、211系とE231系による運転になった。今回乗車するのはE231系電車だ。


行き先表示器  E231系電車の行き先表示器はLED式で、路線名と行き先が交互に表示される。大船駅の時点では路線名「快速 高崎線直通」、行き先「新宿経由 快速 籠原」と表示されていた。
 途中下車していないので確認していないが、たぶん新宿から先では路線名「高崎線」、行き先「籠原」と表示されていると思う。


 大船乗車時点では席が埋まり、そこそこ立っている人がいるという感じ。このうちどのくらいの人が高崎線まで行くのか?
 大船までは通常の東海道本線と同じように走ってきたはずだが、次の戸塚から横須賀線が走る線路に入る。戸塚は横須賀線ホームに止まるのだ。だが、「東海道本線」の電車なので東戸塚、保土ヶ谷は通過する。そのため、駅と車内の両方で誤乗防止の放送があった。
 当然、横浜駅も横須賀線ホームに停車する。高崎線直通は快速なので新川崎、西大井は通過する。つまり、横浜の次は恵比寿に停車するのだ。ここでも、通過駅があることや品川方面へは行かないことを案内する放送がしつこいほどにあった。
 横浜からは結構乗車客も多かった。快走していた電車だったが、西大井駅の手前で減速。ゆっくりと通過して大崎への線路を走る。TWR乗り入れにあわせて開業する埼京線・湘南新宿ラインの大崎駅ホーム(建設中)を通過して再び加速する。
 恵比寿から池袋は埼京線電車と全く同じだ。4ドア10両編成だし。205系かE231系かの違いだけだ。乗客も東海道本線からの利用者に加えて、「増発された埼京線」としての利用者が加わるためかなりの混雑。
 新宿ではかなりの乗客が入れ替わった。(新宿で着席できた。)また、運転士や車掌もここで交代する。(きっと、行き先表示も変更しているはず。)湘南新宿ラインは東海道本線・横須賀線と高崎線・東北本線(宇都宮線)の直通運転だが、実質は新宿での折り返し運転を省くために直通しているという感じかもしれない。
 池袋から先は従来からある池袋発着の高崎線電車と同じだ。大宮から先はだんだん乗客が減っていき、終点の籠原へ到着する頃には座っている人もまばらという感じだった。ざっと見た感じでも東海道本線から高崎線へ直通で利用する人は少ないようだ。少なくとも大船から籠原まで通しで乗るのはよっぽど時間に余裕がある人か安上がりに新幹線を利用しない人ぐらいだな。さらに、高崎方面へ行くとなると籠原で次の電車を待たなくてはならないので、より時間がかかる。

 大船から籠原まで約2時間30分。結構きついものがある。でも、E231系のあのロングシートは良い!115系や211系のシートは同じぐらい乗っていて尻や腰が痛くなるのに、E231系電車のシートは全く痛くならなかった。尻と腰がうまくホールドされるあの形はよく考えられていると思う。あと、適度な堅さのおかげ。

高尾登山電鉄
出口
特急「スーパービュー踊り子」

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