東海交通事業
車両
東海交通事業キハ11形気動車
路線
東海交通事業城北線 勝川〜枇杷島
時刻
15:22発、15:38着(126H)
乗車日
2001年8月14日(火)

JR勝川駅  東海交通事業城北線に乗るためにJR中央本線で勝川駅に到着した。改札内で城北線に乗り換えが出来るようだが、時間があったし、JRの切符しか持っていなかったので一旦外へ出て切符を買うことにした。しかし、券売機には城北線の切符がない!?回数券はあるのに!!
 仕方がないので東海交通事業の勝川駅で切符を買うことにした。駅前の案内図を見るとJRと結構離れた所にある。城北線は本来、国鉄線として建設されたはずなのになぜ離れているのだろう?しかも、城北線を経営する東海交通事業はJR東海の子会社だ。


連絡通路  JR勝川駅から東海交通事業勝川駅まで行く道の横に柵で囲まれた歩道のようなものがずっと続いている。これがJRと東海交通事業の改札内乗り換え通路なのだ。改札内の通路でこの状況はちょっと珍しい。


TKJ勝川駅  歩道のような連絡通路が当然階段につながり途切れた高架橋へ。だが、東海交通事業の勝川駅はまだちょっと先。複線高架橋の片側が乗り換え通路で、もう片方は線路があり車庫(検修庫)のようなものがあった
 しばらく行くと東海交通事業の勝川駅があり、階段で高架橋に上れるようになっているが、上るといきなりホーム。改札口も切符売り場もない!乗車時に整理券を取り、降車時に精算するシステムだった。これだったら、JRから乗り換え通路で来ても同じだったな。


東海交通事業キハ11形気動車  勝川駅ホームに停車中の東海交通事業キハ11形気動車。JR東海のキハ11形気動車とほとんど同じ。
 ホームは複線高架橋の片側に線路、もう片側を埋めてホームにしたような感じで元々駅を作るために作られた構造ではない。道路からホームに上るための階段も後付けな感じ。本線高架橋上に駅などを作ったちょっと無理矢理な構造だ。


 勝川から枇杷島までは16分の短い乗車乗客は少なく、小型の気動車1両編成でも座席は半分も埋まらない。運転本数が1時間に1、2本程度なのに両端の駅構内を除き全線複線という過剰な設備。建設が始まった国鉄時代はもっと重要な路線として考えられていたのだろうか?
 終点の枇杷島はホームは専用だがJRの駅と一緒になっている。その為、下車時に車内で精算(運賃箱に整理券と運賃を投入)して精算券をもらっていくようになっている。そして、精算券で駅から出る。(自動改札対応。)精算券はあらかじめ発券しておいたものを皿に並べて運賃箱の上に置いてあるのだ。それを自分で一枚もらっていくようになっている。なんか変な感じ。ちなみに車内で精算して精算券で駅から出るという方式は群馬県のわたらせ渓谷鐵道桐生駅でも行っている。こちらは整理券発行機から精算券が発券されるシステムになっていた。(自動改札には対応していない。)

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