団体臨時「ぐるり貨物線大宮1号」
種別・番号・名称
団体臨時列車 ぐるり貨物線大宮1号
車両
JR東日本 183系電車
路線
JR東日本 東海道本線(品鶴線) 品川〜鶴見
JR東日本 東海道本線(高島線) 鶴見〜桜木町
JR東日本 根岸線 桜木町〜大船
JR東日本 東海道貨物線 大船〜茅ヶ崎
乗車日時
2013年3月20日(水) 8:35発、9:56着(1時間21分)
乗車券類
乗車票(乗車券・指定券)

 出発地の品川駅で受付を済ませ、臨時ホームの8番線へ。「ぐるり貨物線大宮1号」はまだ入線していなかった。しばらくすると、東京駅寄りの留置線から回送で183系電車が入線してきた。4号車(前から3両目)の側面が異常に汚れているのが気になる。

ムービーライブラリ
183系電車 入線(品川駅) (YouTube)

183系電車  183系電車で運転される「ぐるり貨物線大宮1号」。ヘッドマークは「団体」表示。
 ところで、品川駅の7、8番線ホームは臨時ホームで普段あまり使われないこともあってか、ホームのかさ上げがされていない。都心部の駅では珍しく、車両の床面とホームに段差がある


183系電車の車内  乗車した4号車の車内。去年乗車した信越本線の普通「妙高号」と同じく、オリジナルの簡易リクライニングシートが並ぶ。


簡易リクライニングシート  しかし、普通「妙高号」とは違い、リクライニングがロックされる改良型だった。


 「ぐるり貨物線大宮1号」は品川駅を発車すると横須賀線と同じく、東海道本線の支線である品鶴線(通称)を走る。しかし、新川崎駅の手前で貨物線に入り、新鶴見信号場を通過。しばらく横須賀線の線路と平行したあと、横須賀線をくぐり、さらに東海道本線(京浜東北線・旅客線)を跨いで、鶴見駅の一番海側を通過する。
 鶴見駅からは品鶴線と同様に東海道本線の支線である高島線(通称)に入った。高島線は定期旅客列車が走らないので、なかなか乗る機会のない路線だ。工業地帯を進み、9:00に東高島駅へ到着した。

ムービーライブラリ
車窓風景(鶴見〜東高島) (YouTube)

東高島駅  東高島駅に到着したところ。貨物駅なのでホームはない。というか、自分が乗った車両は貨物ヤード部分から外れて橋の上に止まった
 ここで、13分間停車。当然外へ出ることは出来ないので車内で待機だ。


東高島駅  後ろの方を見たところ。東高島駅の貨物ヤード部分が少し見える。


 9:13に東高島駅を発車。今までは複線だったが、ここから単線になる。しばらくすると地下に潜り、みなとみらい地区をトンネルで抜ける。地図で確認すると横浜高速鉄道みなとみらい線の新高島駅と交差しているようだ。新高島駅は、みなとみらい線で一番深いところにホームがあるらしいので、高島線の下を通っていると思われる。
 トンネルを出ると徐々に勾配を上がり、根岸線に合流して桜木町駅を通過した。

ムービーライブラリ
車窓風景(東高島〜桜木町) (YouTube)

 しばらく、大船駅まで根岸線を走行するが、本郷台駅を通過してしばらくすると上下線の間にある中線へ入った。根岸線の電車は東海道本線の海側に平行して大船駅に発着するが、中線は東海道本線を跨いで山側の東海道貨物線につながっている

ムービーライブラリ
車窓風景(本郷台〜大船) (YouTube)

 東海道貨物線で大船駅を通過し、茅ヶ崎駅まで東海道本線(旅客線)と平行する。この区間は湘南ライナーが走っているので、乗車することが可能だが、本数が限られているので乗る機会は少ない。

茅ヶ崎駅  茅ヶ崎駅は東海道本線と相模線のホームの間に到着した。ここも、貨物線なのでホームは無し


 「ぐるり貨物線大宮1号」は茅ヶ崎が終点だが、列車から降りることは出来ない。そして21分後、向きを変えて「ぐるり貨物線大宮2号」として発車する。座席は同じ場所だが、進行方向が変わるため座席を回転させた。

出口
団体臨時「ぐるり貨物線大宮2号」

アルフの部屋Copyright (C) 1996-2014 Yoshinori Adachi