山手線一周団体列車
車両
JR東日本 E231系500番台電車
路線
JR東日本 東京総合車両センター〜大崎駅
JR東日本 山手線 大崎〜品川
JR東日本 東海道本線 品川〜東京
JR東日本 東北本線 東京〜田端
JR東日本 山手線 田端〜大崎
乗車日時
2011年8月27日(土) 13:28発、14:46頃着 (9330G)
乗車券類
山手線一周乗車券

 いよいよ今日のメインイベント、山手線一周団体列車への乗車だ。まず疑問に思ったのは乗車券。ツアーに申し込んで送られてきた切符に山手線一周用として、大崎〜新橋、新橋〜鶯谷、鶯谷〜池袋、池袋〜大崎の連続した4枚の乗車票が入っていた。何で4枚に分割されているんだろう?確か1周する乗車券って発行できるはず。そもそも、ツアー代金に都区内フリー乗車票が含まれているから、それで山手線を1周できると思うのだが・・・
 貸し切りの団体列車で通常の運賃と異なるから別に乗車票があるのかもしれないが、4枚の乗車票に運賃が記載されていないので詳細は不明。

山手線一周団体列車乗車受付  山手線一周団体列車の乗り場は東京総合車両センターの中だが、一般公開が行われている工場(旧大井工場)では無く、車両基地(旧山手電車区)の方。いったん一般公開の会場から外へ出て、ぐるりと回り込んで乗車受付へ向かう。


乗車車両指定券  受付をすると乗車する車両を記載した券が渡された。自分が乗車するのは6号車。


 乗車する列車の所までは構内を移動するため、ヘルメットと安全チョッキを着用する。業務を休んで一般公開を行っている工場の方とは違い、車両基地の方は業務中のエリアなので、安全のため着用しなければならないのだ。

構内移動中  指定された号車毎にまとまって構内を移動する。


構内移動中  線路を渡って列車に向かう。業務中の車両基地に入れる貴重な体験。


E231系500番台電車  行き先表示器に「団体」と表示されたE231系500番台電車。


階段で乗車  ホームは無いので階段を使って乗車する。


 乗車後、ヘルメットと安全チョッキが回収され、弁当が渡される。そして、指定された車両へ移動。

車内  車内の様子。普通の山手線の車内と変わらない。しかし、発車までの1時間ぐらい弁当タイム。山手線の車内で弁当を食べるという普通では無い状況になった。


山手線団体臨時列車乗車記念弁当  山手線団体臨時列車乗車記念弁当。なぜか、包み紙に山手線電車の写真が無い。山手線から見ることができる電車だ。


山手線団体臨時列車乗車記念弁当  山手線団体臨時列車乗車記念弁当の中身。卵焼きは汽車の形か?


 弁当を食べ終わってから、発車するまではちょっと暇だった。ドア上の液晶ディスプレイも消えたままだし。

ドア上の液晶ディスプレイ  発車時間が近づいた頃、ドア上の液晶ディスプレイが表示された。左側の情報コンテンツ・広告画面は通常通り表示されていたが、右側の運行情報画面は「JR東日本」の表示。通常は次の停車駅や乗り換え案内が表示されるが、団体列車で停車駅が無いので表示されないのだろう。


 東京総合車両センターを出発し、ゆっくりと大崎駅へ向かう。途中何回か停車して山手線に合流、すぐに大崎駅へ到着した。ここで、進行方向が変わり、内回りで一周する。

ムービーライブラリ
東京総合車両センター〜大崎駅(車窓風景) (YouTube)

 2本ぐらい定期列車を見送った後、大崎駅を出発した。普通なら全ての駅に停車する山手線なのに、全ての駅を通過するという非日常が楽しめる。ただし、先行列車との関係か駅は減速して通過していた。序盤は快走していた団体列車だったが、途中からかなりゆっくりになったり、駅間で停車したりするようになった。池袋駅ではホームで停車した。当然ドアは開かないが、ホームにいる人が乗りそうになっていた。

ムービーライブラリ
山手線 品川〜浜松町(ノンストップ車窓風景) (YouTube)

 若干予定より遅れて終点の大崎駅に到着した。このまま、ツアーは解散。車両基地からの出庫と全駅通過の山手線という変わったことが体験できたのは良かったが、ちょっとあっさりしていたと思う。途中、車内放送で何か案内があるわけでも無く、淡々と走るだけ。ちょっと盛り上がりに欠ける感じだった。

気になるもの
出口

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