九州新幹線「つばめ40号」
種別・番号・名称
新幹線列車 40F つばめ40号
車両
JR九州 800系電車
路線
JR九州 九州新幹線 鹿児島中央〜新八代
乗車日時
2009年2月6日(金) 9:15発、10:00着(45分)
乗車券類
鹿児島中央駅の新幹線ホーム。ホームドア付きだ。しかも、地下鉄などで採用されているような
ホーム外側ぎりぎりに柵があり、柵のドアと車両のドアが連動するタイプ
。やっぱり新しい新幹線は設備が違うな。
JR東日本の新幹線ではホームドアはホームを通過する列車がある駅にしか付いていない。さらに、いろいろな車種・編成が止まる関係で柵が車両から1mぐらいホーム内側のところにあり、柵のドアは車両のドアとは関係なく付いている。
新幹線ホームから見た駅ビルの観覧車。
現在の九州新幹線は
鹿児島中央〜新八代の部分開業
で、新八代〜博多は建設中だ。その為、博多方面へ向かうためには新八代で在来線の特急「リレーつばめ」に乗り換える必要がある。しかし、発車案内表示では新八代行きではなく、
博多行き
と案内されている。
新幹線「つばめ」と在来線「リレーつばめ」を
一体的に扱っている
ため、こんな案内になっている。しかし、事情があまり分からない人なら新幹線(乗り換えなし)で博多まで行けると思い込む人もいそうだ。ちなみに、東北・上越新幹線が大宮暫定開業で上野〜大宮に在来線の快速「新幹線リレー」が走っていたときは、上野行きではなくちゃんと大宮行きになっていた。(新幹線と新幹線リレーが1対1の関係になっていなかったので、「つばめ」と「リレーつばめ」の場合とはちょっと違うが。)
九州新幹線用の800系電車。東海道・山陽新幹線用の700系電車をベースにしているが、
外観はJR九州オリジナル
。先頭部はカモノハシ形ではなく丸みを帯びた流線形。
九州新幹線の終点方向を見たところ。
この先に新幹線が伸びることは無い
はず。
800系電車のパンタグラフはE2系1000番台電車と同じ
台座や碍子が流線形
になったパンタカバーのないタイプ。
普通車のみでグリーン車はないが、
2+2列の座席配置
でゆったりしている。
座席はJR九州定番の木製。車内は
従来の新幹線にはない雰囲気
だ。座席に座ると目の前に木の板(前の座席の背もたれ)がそそり立つ感じで、車内の見通しが良くない感じがする。逆に言えばプライベート空間になりやすい。
座席背面にテーブルがない代わりに、肘掛けにテーブルが収納されている。
シート布地は和風柄で全体的に
和の雰囲気
でまとめられている。
発車してすぐトンネルに入る。とにかく九州新幹線は
トンネルだらけ
で車窓風景はあまり期待できない。乗り心地は特に変わったことはなく普通の新幹線だ。
車内放送では
日本語、英語、韓国語、中国語の4カ国語
が流れる。(他の新幹線は日本語と英語の2カ国語。)長野オリンピック開催中の長野新幹線ではフランス語を加えた3カ国語の放送が流れていたが、常時4カ国語は多いな。でも、九州は韓国や中国と近いので交流が多いことを表しているのかもしれない。しかし、
4カ国語で流れるのは最初と最後
(鹿児島中央発車後と新八代到着前)だけで、
途中駅は英語放送すらない日本語オンリー
。この差は何なんだ?
車内放送でも博多行きと案内している。もちろん、新八代での乗り換えが必要なことは言うのだが・・・
車両交換とほとんど同じ感覚
だな。(車両故障などの理由で途中駅において別列車に乗り換えが必要になる場合でも本来の行き先を案内する。)
各駅停車タイプでも乗車時間が45分と短いため、
車内販売は無い
。すぐに、この列車の終点である新八代に到着した。
サウンドライブラリ
JR九州800系電車の走行音(鹿児島中央〜川内)
鹿児島宿泊
特急「リレーつばめ40号」
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