アルフの部屋：鉄道趣味の部屋［個人旅行レポート：長野旅行2020 ６．上田駅～八木沢駅］

長野旅行2020　６．上田駅～八木沢駅

　上田駅から一駅の城下駅までが千曲川橋梁落下で不通になっているので、代行バスに乗車する。

　乗車するのは1000系電車2両編成。元・東急電鉄1000系電車だ。編成短縮やワンマン化などの改造が行われているが、赤帯も含めてほぼ東急時代のスタイル。東急1000系には東京の地下鉄日比谷線で通勤していた頃に乗車することがあったので懐かしい。

舞田駅の駅名標

　城下駅から11駅目の舞田駅。この駅の駅名標には鉄道むすめ「八木沢まい」が描かれている。「八木沢まい」の「まい」は「舞田駅」の「舞」から名付けられた。

　舞田駅の隣、八木沢駅で下車。別所温泉駅へ向かう電車を見送る。

　電車がいなくなると目の前には長閑な風景が広がる。

６－３．上田電鉄八木沢駅
訪問日	2020年10月17日（土）

　八木沢駅の駅名標にも「八木沢まい」が描かれている。もちろん、「八木沢まい」の「八木沢」は当駅から名付けられた。

　八木沢駅の駅舎は木造の古い建物だが、パステルカラーの明るい水色で塗られている。無人駅なので改札口は無く、待合室があるだけ。

　駅から出て、外から駅舎を見たところ。なぜかどこにも「八木沢駅」の表記がない。外観からはどこの駅か判らない。

八木沢駅の駅舎

　横から見てもやはり「八木沢駅」の表記がない。

　踏切を渡り駅舎の反対側（ホーム側）へ回り込んでみた。人はいないが、寂れた感じでもない。明るい色の駅舎がそう感じさせるのだろうか・・・？この雰囲気が凄く気に入った。今日は強い雨が降っているが、晴れているときにまだ訪れてみたいと思った。

八木沢駅に停車中の1000系電車

　しばらくすると、先ほど別所温泉へ向かって行った1000系電車が、折り返してきた。

　八木沢駅を発車し、上田方面へ走って行く1000系電車。この風景も晴れた明るいときに見てみたい。