東北新幹線「はやて15号」
種別・番号・名称
新幹線列車 3015B はやて15号
車両
JR東日本 E5系電車
路線
JR東日本 東北新幹線 大宮〜二戸
乗車日時
2012年5月3日(木) 8:27発、11:00着(2時間33分、定刻 7:58発、10:29着)
乗車券類
モバイルSuica特急券(モバイルSuica特急券:15,500円)

発車案内表示器  大宮駅の発車案内表示器。乗車する「はやて15号」は発車時刻を過ぎている

 大雨の影響で停電が発生して30分遅れのまま、E3系電車「こまち15号」を先頭に到着した。

ムービーライブラリ
E3系+E5系電車「こまち15号・はやて15号」 到着(大宮駅) (YouTube)

E5系電車普通車車内  E5系電車に乗るのは2回目だが、前回はグリーン車に乗ったので普通車は初めて。照明は普通車では珍しい電球色の蛍光灯で、暖色系の室内になっている。


E5系電車普通車座席  新幹線の普通車では初めて可動式枕付きの座席になっている。自分に合うように上下に動かすことができる。
 JR東日本では座面スライド式のリクライニングシートが採用されている。E5系電車もそうだが、リクライニングに連動して座面がスライドする方式に変わった。(従来はリクライニングと座面スライドが独立していて、操作ボタンが2つあった。)
 E5系電車というとグランクラスが注目されるが、グリーン車や普通車のグレードも他の新幹線車両より高い


E5系電車3号車天井  3号車に乗車したのだが、前方の天井を見ると一部低く平らになっている部分がある。3号車はパンタグラフ付きの車両で、ちょうどこの上にパンタグラフがある。パンタグラフ部分だけ低屋根構造になっているのを見ると、昔の交直流電車(415系電車とか)を思い出すな。
 E5系電車は3号車と7号車にパンタグラフを搭載している。そのうち、進行方向に対して後方(下り電車の場合は3号車)のパンタグラフだけを上げて走行する。10両編成でパンタグラフが1つだけなので、離線しにくい新型パンタグラフを採用している(多分割スリ板で、架線へしなやかに追従する)が、パンタグラフからスパークが発生しているようだ。トンネルに入ると時々青白い光が見えた。


ムービーライブラリ
E5系電車 車窓(パンタグラフのスパーク) (YouTube)

 盛岡駅で前方に連結されている秋田新幹線「こまち15号」を切り離し、「はやて15号」単独で順調に進む。しかし、遅れは取り戻せず、30分遅れのまま
 予定では二戸駅に10:29着で、10:40発の久慈行きバスに乗ることになっている。しかし、到着が30分遅れると乗れない。その次の久慈行きは12:05発で1時間以上後になってしまう。すると、久慈駅から田野畑駅まで三陸鉄道北リアス線を往復する時間が無くなってしまうのだ。新幹線に接続する特急列車とかなら接続待ちが期待できるが・・・

「はやて15号」3号車車内  二戸駅に到着するときの3号車車内。途中で降りた人がいるので多少席が空いているが、多くの人が乗っている。ほとんどの人が終点の新青森まで行くのだろうか?


 乗り心地は非常に良かった。フルアクティブサスペンションや車体間ダンパーが付いているおかげか。

E5系電車「はやて15号」  二戸駅に到着した「はやて15号」。東北新幹線北部の駅は雪対策のため、ホームと線路が完全に天井で覆われている


二戸駅ホーム  「はやて15号」が発車し、閑散とした二戸駅ホーム。前方の階段付近まで行ったらまだ人がいた。


 改札口では駅員が遅れのお詫びをすると共に、岩手県の観光パンフレットが入った袋を手渡していた。それを受け取り、東口バス乗り場へ向かう。

上越新幹線「Maxとき300号」
出口
JRバス東北「スワロー号」

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