6.ホテルパールシティ気仙沼 |
宿泊日 | 2013年8月15日(木)〜16日(金) |
宿泊料 | 8,190円(朝食付き) |
気仙沼駅の目の前にあるホテルパールシティ気仙沼。この周辺で一番高い建物だと思う。駅周辺のホテルはここ以外見つからなかったので、このホテルを選択するしかなかった。(気仙沼駅に到着してすぐ撮影した写真なので明るいが、実際にチェックインするときは暗くなっていた。)
部屋は広くもなく、狭くもない。
室内の照明は暗めで落ち着いている。
机の上に「夜食王」の案内があることに気づいた。「お部屋で一流シェフの味」と書いてある。まともな夕食を食べてなかったので、食べてみることにした。
1階の自販機で購入でき(800円)、ヒモを引っ張るだけでアツアツになるようだ。つまり、生石灰に水を投入して加熱する弁当だな。「一流シェフの味」かどうかはともかく、それなりのものは食べられそうだ・・・
1階まで降りて「夜食王」(牛丼)を買ってきた。
上面に説明が書かれている。紙のスリーブを外してフタを開けると、牛丼のパックがある。さらに容器の中ブタを開けるとご飯のパックとスプーンがあるので取り出す。ってスプーンが入ってない!何なんだ〜不良品か?1階のフロントへ行って事情を説明したら割り箸をくれた。とりあえず問題は解決。
次に、容器内にパックを開封してご飯を入れる。って・・・容器の底が生石灰の入った丈夫な紙袋みたいな材質なんだけど。この上に直接ご飯を載せるのか?でも、説明通りにするしかない。何か嫌な予感がするのだが・・・
ご飯を入れたら中ブタと牛丼のパックを載せ、さらにフタをしっかりと閉めて、紙スリーブを付ける。そして、ヒモを引く。しばらくすると蒸気が出てきた。
8分経ったらフタを開け、ご飯をよくほぐす・・・うわぁ。嫌な予感が当たった!生石灰と反応させた水が容器の底(紙)から漏れ出してきて、ご飯がベチョベチョ!これ、本当にこういう物なのか!?もしかして、スプーンを忘れていたように、底に敷く何かが忘れられているとか?
でも、どうしようもない。牛丼の具をご飯の上に投入してみた。牛丼自体に汁があるので、かき混ぜるとあまり気にならなくなった。
食べてみたら、そんなに不味くはなかった。(完食)でも、ただの水じゃなくて生石灰と反応した水なのが気になるけど。最低の弁当だった。
次に気になったのはトイレ。温水洗浄付きなのだが、見たことがないタイプ。
温水洗浄トイレの操作部。温水準備ボタン、おしりダイアル、ビデダイアルの3つしかない。
操作説明によると、まず温水準備ボタンを押さなければならない。(一般的なやつは便座に座ると自動で作動するのが多い。)すると、温水準備ゲージが黒色からオレンジ色に変わっていく。このゲージはランプじゃない。半分が黒色で半分がオレンジ色の円盤が回転して変化するアナログゲージなのだ。
準備が出来たらおしりまたはビデのダイヤルを回して洗浄する。ON/OFFのスイッチではなくダイヤルを回すと温水が出る。しかも、回し具合で水量の強弱を調節するアナログ操作なのだ。ただ、バルブの開閉をしているだけ。しかも、このダイヤルは手を放すとバネで戻るようになっている。結構、調整が難しいぞ。
つまり、この温水洗浄トイレは水を温めることに電気を使うだけで、後は一切電気を使っていない。ランプも電気的なスイッチもない。これ、かなりレトロなんじゃないか?
その後は、特に問題なく快適に休むことが出来た。
翌朝、部屋の窓から見た景色。裏側の部屋だったようで、あまりいい景色ではなかった。
朝食は和食と洋食が選べたので、洋食を選択した。