トンネル駅その1 JR東日本 土合駅
訪問日
2008年8月11日(月)
いよいよ土合駅に到着。なお、土合駅には5年前(2003年)にも一度来ている。2003年のレポートは
こちら
。
土合駅に到着した電車。2003年に来た時は季節外れだったせいもあるのか、降りたのは自分一人だった。しかし、今回は
かなり多くの登山・ハイキング客と思われる人が降りた
。最近、テレビなどで土合駅が紹介されたのが関係しているのか、家族連れなども多い。
トンネル内は薄く霧がかかっていて、ひんやりとしていた。
ムービーライブラリー
JR東日本115系電車発車(土合駅)
(YouTube)
土合駅の下り線ホームだ。工事中で
仮設ホーム
になっている。以前は線路が2線あり、ホームに面した線と通過線があった。しかし、現在は従来ホームに面した線が廃止され、通過線だったところに仮設ホームが設置されている。運転本数が少ない現状では土合駅で追い越しをする必要性がないため、合理化のために
1線化
されたのだろう。
駅名板はJR東日本標準デザインに変わっていた。
ちなみに、この地下深いホームでも
NTT docomoのFOMAは通話圏内
だった。こんなところで携帯電話を使う人なんてほとんどいなそうだが・・・
水上方面を見たところ。左側が旧ホーム。右側が仮設ホーム。
仮設ホームは元々ホームに面した線路があった上に設置
されている。本来の停車位置は越後湯沢寄りなのだが、仮設ホームは水上寄りに設置されている。越後湯沢寄りには、すでに仮設ホームと同列上に新ホームが現れていた。
ちなみに旧ホームの照明と仮設ホームの照明があるので明るさ倍増である。
改札口への階段。左側にはエスカレーター設置スペースがあるが、
エスカレーターはない
。しかし・・・
エスカレーター設置スペースには工事の
資材運搬用モノレール
が設置されていた。
点のように見える地上の光に向かって日本一非バリアフリーな階段を上る。
地上まで登ると資材運搬用モノレールの車両が止まっていた。
階段を上りきったところにある通路は国道291号線を跨いでいる。土合駅の上り線ホーム(地上)と下り線ホームは
高低差があるだけでなく横の間隔も空いている
のである。
改札口へ向かう通路の途中に「当駅ではSuicaはご利用になれません。」という注意事項が貼ってある。Suicaエリア外の駅だから当然だが・・・「精算は、現金でお願いいたします。」と言っても
無人駅だから現金精算すら無理
だ。
山小屋風の駅舎。一見平屋建てのように見えるが、右側は閉鎖された駅事務室と思われる
下の階がある
。(半地下のような状態。)
殺風景な待合室。外にいても熱いだけなので、次の電車が来るまでここにいた。虫が飛んでたりするのが気になる。
電車の到着時刻が近づいてきたので、再び下り線ホームへ向かう。
所要時間が約10分
なので、余裕を持ってホームに向かわないと電車に乗り遅れる。
前回来た時は、地上の上り線で戻ってしまったので、下り線ホームへ向かって降りていくのは初めてだ。
狭い通路を進んでいき・・・
トンネルの入口へ。
トンネルの入口から見下ろしたところ。ここに予備知識もなく始めてきた人がいたとしたら、
地底世界への入口
か?と思いそうな感じ。
下り列車到着。越後湯沢駅へ向かう。
新前橋駅〜土合駅
土合駅〜美佐島駅
Copyright (C) 1996-2016 Yoshinori Adachi