アプトの道遊歩道
訪問日
2013年5月25日(土)
碓氷峠鉄道文化むらの正面。この右手に
アプトの道遊歩道
のスタート地点がある。
アプトの道遊歩道に訪れるのは4年ぶりだ。前回はバスでめがね橋まで行き、ここまで歩いて下ってきた。
アプトの道遊歩道に入り、碓氷峠鉄道文化むらの横を
EF63形電気機関車の体験運転線
に沿って歩いて行く。重連のEF63形電気機関車が車掌車と連結を行い、坂を上り下りしていた。
ムービーライブラリ
EF63形電気機関車(碓氷峠鉄道文化むら)
(YouTube)
しばらく歩いて行くと、碓氷峠鉄道文化むらの園内にEF63形電気機関車と連結された状態でDB201形ディーゼル機関車が留置されているのが見えた。園内を走行するトロッコ列車「シェルパくん」の牽引機だったが、2011年に発生した
故障で引退
した。
旧信越本線の線路上。左側は下り線を利用したトロッコ列車「シェルパくん」の線路(碓氷峠鉄道文化むら内)。右側は上り線を舗装したアプトの道遊歩道(碓氷峠鉄道文化むら外)。
柵を境に入園料が必要なエリアと必要でないエリアが続いている。
上を見るとトロッコ列車の線路上は架線が残っているが、
遊歩道上の架線が撤去されて
無くなっていた。老朽化により落下すると危険だからだろう。トロッコ列車線の方もそのうち撤去されるかもしれない。
踏切中継信号機。残っていても危険でないものは、
廃止されて15年
経った現在でも撤去されていない。
トロッコ列車の線路に残るATS-Sn地上子。トロッコ列車は園内遊戯施設扱いで、
法律上は鉄道では無い
ためATSを使用していない。
JR東日本高崎支社オリジナルのカラー架線柱もそのまま。なかなか
色あせない素材
のようだ。
立ち入り禁止看板も残っている。線路脇にこんな看板があるのはあまり見かけないが、信越本線(横川〜軽井沢)廃止間際に
写真撮影で線路へ立ち入る人が多かったのだろうか?
ぶんかむら駅を発車したトロッコ列車「シェルパくん」が坂を登ってきた。坂の上側(軽井沢側)に連結された
客車を先頭
にやってくる。
列車後部(坂の下側・横川側)にはディーゼル機関車が連結されている。故障したDB201形ディーゼル機関車に代わり、
2013年に導入された新型機関車(形式無し)
だ。DB201形と同じように茶色塗装だが、新型機関車はカラフルなイラストが入って
派手になっている
。
ムービーライブラリ
トロッコ列車「シェルパくん」(碓氷峠鉄道文化むら)
(YouTube)
トロッコ列車「シェルパくん」のまるやま駅。
まるやま駅は
全列車通過するように変更された
ようだ。前はここでも乗降できたのだが・・・
しばらく歩いていると、とうげのゆ駅から折り返してきたトロッコ列車「シェルパくん」がやってきた。新型機関車を先頭にゆっくり坂を降りてくる。
新型機関車を横から見ると変な形をしている。故障したDB201形は2軸(B形)の凸型(運転室の両側にボンネット)だったが、新型は2軸ボギー(D形)で
運転室が横川側に寄ったL型
をしている。横川側にもちょっと出っ張りはあるが、ボンネットは軽井沢側のみだ。さらに、ボンネットの大きさに対して
広すぎるデッキ
があるため、
見た目のバランスが悪い
。
新型機関車の広すぎるデッキがあるため、
機関車と客車が離れているように見える
。
とうげのゆ駅の手前までやってきた。右側に分岐する線路は軽井沢へつながる線路だ。
横川〜軽井沢を遊戯施設ではない観光鉄道として復活させる計画(2007年に開業予定)
が発表されてだいぶ経つが、
進展は無い
。施設の老朽化、安全対策や資金面で難しいのだろう。用地は手放していないようなので、まだ計画をあきらめたわけじゃないようだが・・・
軽井沢方面の線路を見たところ。
立ち入り禁止の看板
がカーブの向こうに見える。前はカーブの手前に設置されていたのだが・・・何で移動したんだろう?
横川駅(2011年)
峠の湯
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