大阪環状線
車両
JR西日本221系電車
路線
大阪環状線 京橋〜天王寺
乗車日
1997年7月7日(月)
初めてJR西日本に乗る。京橋駅の切符売り場に行くと国鉄時代の垂直型券売機はすっかり姿を消し、
新型の傾斜型券売機だけ
になっていた。JR東日本では傾斜型新型はまだ普及途上という感じでメインは垂直型だ。しかし、JR東日本の新型券売機は全てカラーディスプレイタイプでカードも使えるが、JR西日本の新型券売機は
傾斜型になっただけで従来のボタンタイプ
。(一部カラーディスプレイタイプもあるが。)さらに、カードが使えるのと
使えないのがある
。オレンジカードの普及率が低いのか?
手持ちのJR東日本のオレンジカードで切符を買った。オレンジカードはJR共通で使えるから便利だな。カードを使って気になったのは
カードの挿入排出速度が遅い
こと。キャッシュディスペンサーのキャッシュカードみたいな速度。JR東日本のは電話のテレホンカードみたいに素早い。
あと、
券売機の前に立つといちいち
「プンッ」
という音がする
。あの音は何のために鳴るんだろう?券売機の前を歩いていく人を見かけたが、そうすると順番に「プンッ、プンッ、プンッ、プンッ、プンッ」という感じで鳴っていく。
自動改札機に切符を入れて出てきた切符を取ろうとしたら、なんか取りにくい。切符の出口が遠いのだ。よく見ると
改札機が妙に長い
。以前、JR東日本が新幹線用自動改札機のテストを行っていたが、その時の改札機も長かった。複数の切符を同時に挿入できるような仕組みにするためだったが、JR西日本の改札機も複数切符を同時に入れられるのか?
大阪環状線だから、オレンジの103系通勤型電車が来るのかと思ったら
221系近郊型電車が来た
。環状電車だけでなく、他路線からの直通電車もあるからたまたまそれに当たったんだな。
221系は新快速電車用に作った転換クロスシート車だが、下回りは国鉄時代に開発された211系とほとんど同じなのでモータの音や起動時のカクッ、カクッという振動も同じだな。
一番前に乗ったが、
全面展望が凄い!凄い大きな窓
。JR東日本の新車もそれなりに窓が大きくて全面展望が出来るがそれ以上だ。運転席も低い位置にあるので運転台の計器も客席から見られる。逆にもし踏切事故とかあったとき危ないんじゃないかと思ってしまう。(JR東日本のはその辺を考慮して設計されている。E217系なんて凄い高運転台だ。)
運転席の後ろには
運転士の所属と氏名が掲示されている
。ちょっと違和感あるけど、バスやタクシーの運転士も氏名が掲示されているし同じ様なものか。
大阪環状線「関空快速26号」
車両
JR西日本223系電車
路線
大阪環状線 天王寺〜大阪
乗車日
1997年7月7日(月)
大阪環状線には他線からの直通快速電車まである。
同じ環状線でも東京の山手線とはだいぶイメージが違う。
山手線の場合は完全にクローズされていて他線からの直通電車は平行別線になっている。(埼京線など。)
関空快速は関西空港と大阪を結ぶ快速電車だ。専用の223系電車が使用されている。車体は221系と同じ様な感じだが、インバータ制御になっている。通勤電車区間の快速といっても東京の京浜東北線なんかと比べものにならないぐらいスピードを出す。
本当に「快速」という感じ。
車内放送は優等列車のようにチャイムが鳴ったりする。あと、国際空港へのアクセス列車だけあって
英語の放送もあった
。
大阪市営地下鉄
阪急電鉄 神戸線
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