東海道新幹線「のぞみ5号」
車両
JR東海300系電車
路線
東海道新幹線 東京〜新大阪
時刻
7:56発、10:26着(5A)
乗車日
1997年7月7日(月)
東海道新幹線に乗るのは2回目だ。しかし、JR東海に乗るのは初めてである。(
JR東日本以外のJR線に乗るのが初めて
)前に乗ったのは高校の修学旅行の時で、まだ国鉄だった。
300系電車は東京駅で何度か見たことがあるが、乗るのは初めて。さて、最高速度270km/hの乗り心地はいかに?
車高が従来の車両より低いにも関わらず、天井高さは通常通りだし、3列座席が回転できるだけのシートピッチなのでゆったりしている。
発車するときは滑らかで、
インバータ制御の音もかなり静か
である。この間乗った秋田新幹線のE3系電車は結構インバータ制御音がした・・・まあ、台車から離れた位置に座っているので直接比較は出来ないが。
都心を抜けスピードが上がってくると気になったのが、揺れである。乗り慣れた
東北・上越新幹線と比べるとかなり揺れる
。線路が老朽化しているというのもあるだろうが、それだけではないようだ。
左右の揺れ(ローリング)と蛇行動(ヨーイング)は線路の影響が大だろう。秋田新幹線E3系では在来線向けに車軸間の短い台車で275km/h運転なのに蛇行動がほとんど感じられなかったが。
線路の影響ではなく車両の問題?と思われるのは前後のカクッという振動だ。加速や減速の時、前後車両でタイミングがちょっとずれている感じ?
昔、0系「ひかり」に乗ったときはトンネル突入時の気圧変化、いわゆる「耳つん」が凄い気になった。耳が凄く痛くなったのを覚えている。トンネルの多い、東北・上越新幹線200系では対策されてほとんど耳つんが無いので、その後の100系や300系も耳つんにならないだろうと思っていた。
しかし!
300系「のぞみ」はやっぱり「耳つん」になる
のだ。0系ほどじゃないけど。トンネル内ですれ違うときはちょっと痛かった。後から作った、しかも高速運転用の車両なのに、なぜ「耳つん」対策が完璧じゃないんだろう?
車内放送に関して。到着時の自動放送は女性の声。JR東日本の新幹線は男性の声。(英語は女性だけど。)英語の放送も、JR東日本の方は結構スピードが速いが東海道新幹線のは結構ゆっくりしゃべっている。
あと、JR東日本の方では「上越新幹線をご利用いただきありがとうございました。」とか言うが、東海道新幹線では「新幹線をご利用いただきありがとうございました。」と言う。
なぜか、「東海道新幹線」といわずに「新幹線」と言う。
「新幹線」と言ったら「東海道新幹線」だった昔の名残?
新大阪到着時にデッキで待っていたところ、
インバータの「ビー」というノイズ音が気になった
。秋田新幹線E3系ではインバータノイズよりモータ音の方が大きかったが、逆だ。
サウンドライブラリ
JR東海300系電車の加速音(新大阪駅)
大阪市営地下鉄
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