山陽本線・東海道本線 新快速
車両
JR西日本223系電車
路線
山陽本線 姫路〜神戸
東海道本線 神戸〜京都
時刻
15:43発、17:14着(3630M)
乗車日
1997年7月7日(月)

 いよいよ、噂の(?)新快速に乗るときがやってきた。特急並に速い!関東じゃこんなの走ってないぞという高速&快適な快速電車。どんなものか期待して乗ってみた。

山陽本線・東海道本線 新快速電車からの眺め  車両は最新鋭の223系1000番台だ。姫路発車時には座席の半分ぐらいが埋まっている感じ。自分は一番前の補助椅子を開いて座った。この車両はドア間に転換クロスシートが配置されドア部には折り畳み式の補助椅子が付いている。一番前の補助椅子に座ると正面窓も運転室と客室のしきり窓も大きいので展望席みたい。
 走り出すと、これは速い!最高速度120km/hで本当に特急並。通過駅もほとんど減速しないで通過していくので凄い迫力。JR西日本では「新快速」の英語名を「Special Rapid Service」としているが、本当にスペシャルな感じ。揺れもあまりなく快適だ。


 運転に関してちょっと気になることがあった。駅を通過するときにホームの端の方を歩いている人がいても警笛をならさないし、工事作業員が線路脇にいて旗を振っているのに確認の警笛を鳴らすこともない。本当に全くと言っていいほど警笛をならさないのだ。安全上問題ないのか?JR東日本の電車に乗っていると上記のようなときには警笛を鳴らしている。
 大阪に近づいてくると夕方ということもあって、通勤通学の利用者が大勢乗り込んできた。こうなってくると補助席はちょっと苦しい。ドアが開く度に自分の目の前を人が出入りする。もちろん展望は無理だ。しかし、混雑といっても東京の通勤電車の混雑から比べたら全然混雑じゃないな。

 遅くて、中距離電車でもロングシートが中心になっている東京近郊の電車から比べると新快速はうらやましいが、大阪近郊だから出来るサービスだと思った。東京近郊だと電車本数が多くて思うようにスピードは出せないし。もし、転換クロスシートの車両を導入しても、乗れない人が多くなって逆に苦情が来るかもしれない。
 大阪近郊は「速い」「快適」、東京近郊は「すぐ来る」(待ち時間が少ない。)「たくさん乗れる」が地域にあったサービスになってしまうのだろう。(東京は人が集まりすぎ!)

山陽電気鉄道
出口
京都市営地下鉄

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