1988年 | |
日本電気 | |
PC-88VA2 / PC-88VA3 | |
μPD9002(V30/μPD70008AC命令コンパチブル) 8MHz | |
512KBytes | |
フロッピーディスク:5インチ2HD 2台、3.5インチ2TD 1台(VA3のみ) | |
640×400 256色、640×200 65535色 | |
AD-PCM音源1ch モノラル FM音源6ch ステレオ リズム音源6ch ステレオ SSG音源3ch モノラル | |
PC-Engine、N88-日本語BASIC V3 | |
PC-88VA2:298,000円 PC-88VA3:398,000円 (それぞれ本体のみ、ディスプレイは別売り) | |
当時、トップシェアだった8bitパソコンのPC-8801シリーズを16bitにしたマシンだ。すでにNECには16bitパソコンとしてビジネス向けのPC-9801シリーズがあったが、こちらはエンターテイメント向けのパワーアップ機種。従来のPC-8801ソフトは8bitで動き、PC-88VA専用ソフトは16bitで動作する。同じ16bitでもPC-9801とはほとんど互換性がないし、専用ソフトも少なかったのであまり成功したマシンではないな。(一部、PC-9801/PC-88VA両対応のゲームなんていうのもあったが。) このPC-88VAの特徴といえば、VA3に搭載されている2TDフロッピーディスクドライブ。3.5インチで9.3MBytesも入る大容量フロッピーディスクだ。自分が知っている限りではこの機種以外に採用されたことはない。 それから、もう一つ気になるのがOSの「PC-Engine」。これはMS-DOSに非常に似たもの(ファンクションが全く同じ?前記のPC-9801/PC-88VA両対応ソフトはこれのおかげかも。)なのだが、名前がねぇ。当時も紛らわしかったのだがNECのテレビゲーム機「PC Engine」とは全く関係ない。どうして同じNEC(ゲーム機は子会社だから会社は違うけど。)から同じ名前の全く違うものを出したんだろう?どちらが先かと言われるとこれも難しい、登場したのもほぼ同時期だから。 |