寝台急行「銀河」
車両
JR西日本24系客車
路線
東海道本線 米原〜東京
時刻
23:50発、6:42着(102レ)
乗車日
1998年3月16日(月)〜17日(火)

JR西日本・米原駅  大垣から東海道本線の普通電車(211系電車)に乗り、米原まで行った。東京行きの寝台急行「銀河」に乗るためだ。米原に着くと今までの駅と雰囲気が違った。今まではJR東海であったが、米原はJR西日本の駅だからだ。JR東海では首都圏同様、自動改札機がかなり設置されていたが、相変わらずJR西日本の駅は設置されていないようだ。
 発車まで時間があったので外へ出てみると・・・駅前広場が真っ暗!駅の明かりだけしかない。駅構内はホームもたくさんあり、しかも新幹線まで停まる大きな駅なのに・・・外から見た感じは、これが本当に新幹線が止まる駅なのかという感じ。


JR西日本・米原駅改札口  米原駅の建物に入ると、切符売り場と改札口があるが・・・人がいない。自動券売機が寂しく1台とシャッターの降りた窓口、無人の有人改札?があるだけだ。案内板によると夜8時以降は無人になっているようだ。
 とりあえず切符は持っているからそのまま改札を通って中に入る。暇なのでうろついていると新幹線乗り換え改札口があった。もう、終電が出た後なのか閉まっている。さらに進むと改札口があった。こちらには一応人がいた。いくら何でも全く無人ということはないだろうからな。でも、入り口だけを見たらローカル線の田舎の駅という感じだぞ。


 ホームの待合室で待っていると高速貨物列車が何本も連続で通過していった。さすが、東海道という大動脈なだけあって物流はたくさんあるようだ。

 やっと、寝台急行「銀河」が到着した。寝台列車は以前、特急「北陸」に乗ったことがあるが14系客車のしかもディーゼル発電機搭載車だったので多少エンジン音が気になった。しかし、「銀河」は24系客車でディーゼル発電機は一番後ろの電源車にしかないので、エンジン騒音は全くない
 指定された寝台はB寝台の上段。「北陸」の時は下段だったので、どちらが寝心地がいいのか比較できる。下段の人はすでに寝ているようなので音を立てないように静かにはしごを登る。やはり上段は揺れが大きいようだ。ただ、フワフワした揺れなので寝るのに支障はなさそうだ。ゆりかご状態でより眠れるかも?

 「北陸」(JR東日本の車両)は備え付けの浴衣が「JR浴衣」(JRマーク柄)だったが、「銀河」(JR西日本の車両)はまだ「国鉄浴衣」(工マーク柄)だ!何で変えないんだろう?

 乗り心地(寝心地)がいいぞ。「北陸」に乗ったときは発車、停車でガツガツしたショックがあったが、それが全くなく滑らかだ。14系客車と24系客車の違いとは思えないから運転士が上手なのだろう。あと、レールの品質が違うと思う。北陸本線はかなりガタガタした乗り心地だったが東海道本線はそれがない。

寝台急行「銀河」  東京駅に到着した寝台急行「銀河」


EF65型電気機関車  寝台急行「銀河」を牽引してきたEF65型電気機関車。特急と違いヘッドマークが付いていないのが残念。


近畿日本鉄道 養老線
出口

アルフの部屋Copyright (C) 1996-2009 Yoshinori Adachi