東海道新幹線「のぞみ5号」
車両
JR西日本500系電車
路線
東海道新幹線 東京〜名古屋
時刻
7:52発、9:32着(1005A)
乗車日
1998年3月16日(月)

JR西日本500系電車先頭部  世界最速300km/hを出す500系「のぞみ」の先頭部。世界中探しても、こんなに先端が鋭い車両はないだろう。


JR西日本500系電車パンタグラフ  パンタグラフは菱形かそれを半分にした「くの字型」という常識を覆している。この形のおかげで空気抵抗が少なくなり、周りのカバーも小さい。


JR西日本500系電車中間部  尖った先端部だけが500系電車の特徴ではない。車体断面が丸くなっていてチューブ状だ。当然車内も壁が曲がっていて荷物棚に大きな荷物を置くことは出来ない。


 今回乗ったのは東海道新幹線区間だけなので世界最速の300km/hは体験できないが、同じ270km/hで走る300系「のぞみ」と比べてみた。
 車内に関しては壁が曲がって天井が低いぐらいで差はない。濃いグレー系の内装でかなり落ち着いた雰囲気になっている。通路ドア上の案内表示器がLEDディスプレイではなく液晶ディスプレイになっているのが珍しい。高解像度表示が出来るので見やすいな。
 乗り心地はかなり違う印象を受けた。横揺れも前後揺れも非常に少ない。さすが300km/h対応の車両なだけはあるな。300系と違って全電動車なので安定した走行(前後揺れがない。)が出来るのかもしれない。あと気密対策。300系では「耳つん」があったが、500系ではほとんどなかった。
 加速減速も滑らか。それからJR東日本のE2系と違い、高速域での加速感(「さらに加速!」という感じ。)がない。比較的平坦な路線を高速走行する500系と勾配のある路線を高速走行するE2系の特性の違いか?

 同じ「のぞみ料金」を払うのなら、かっこよくて快適な500系の方がいいね。

出口
名古屋鉄道 犬山線

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