上越新幹線「Maxあさひ332号」
車両
JR東日本E1系電車
路線
上越新幹線 新潟〜大宮
東北新幹線 大宮〜東京
時刻
18:02発、20:03着(332C)
乗車日
1997年4月30日(水)

E1系電車  オール2階建て新幹線「Max」ことE1系電車。高速電車としては唯一の総2階建て車両だ。フランスの高速列車にも「TGV Duplex」という2階建て電車があるが前後の機関車は2階建てじゃないので厳密には総2階建てではない。
 正面はデザインは2階建ての巨体を流線型にしているのでちょっと重苦しい感じ。空気抵抗が大きく初代新幹線0系電車並の騒音が出るという問題もある。今度、東北新幹線に導入される新2階建て車両「E4系」はかなり改良されるようだ。
 室内は新幹線の大きな車両限界いっぱいに使っているだけあって2階建てでもゆったりしている。背の高い人は頭がぶつかる可能性があるが・・・普通車自由席の座席は通勤利用を重視しているため、2階は3列+3列でちょっときつい。また、リクライニングもない。短距離通勤用としては合格点だが、新潟〜東京などの長距離用にはちょっと向いていない感じだ。
 さらに、気になるのが照明だ。客室は荷物棚の下に蛍光灯が並び窓際席は明るいが、通路天井には所々蛍光灯があるだけなので、通路側の席はちょっと暗い。デッキは白熱灯のダウンライトになっていてエントランス(玄関)としての雰囲気はいいが、混雑時、そこにずっと立っている人にとってはあまり良くないと思う。暗めであることと白熱電球のため暑さを感じることだ。


Maxロゴ  E1系電車の側面にある「Max」のロゴ。車両完成当時は「DDS E1」というロゴが入っていたが、営業運転を前に愛称名のロゴへ変更された。「DDS E1」というのは「ダブル・デッカー・新幹線 E1系」という意味である。最初は400系「つばさ」のように「型式番号」のロゴが入っていたのだ。(E3系「こまち」も最初は「E3」というロゴが入っていた。)


越後線115系電車
出口
東京駅

アルフの部屋Copyright (C) 1996-2009 Yoshinori Adachi