快速「ムーンライトえちご」
車両
JR東日本165系電車
路線
信越本線 新津〜宮内
上越線 宮内〜高崎
高崎線 高崎〜大宮
東北本線 大宮〜田端
山手線 田端〜新宿
時刻
23:59発、5:10着(3720M)
乗車日
1997年4月29日(火)〜30日(水)

 快速「ムーンライトえちご」に使用される車両は165系急行型電車だが、車内は廃車になった特急のグリーン車で使われていた座席に交換されている。夜行快速ということで眠れるようにリクライニング角度も大きく、レッグレスト(足載せ台)もある。全車指定席で、乗車率は結構高かった。
 新津を発車する前に照明が減灯され、薄暗い車内になる。さて、寝ようと思ったがなかなか眠れない。結構走行音がうるさい(古い車両だし。)し、ちょうど座席がモハ164だったので、コンプレッサの「ズダダダダダダッ」という音も時々鳴るし。後ろの座席に座っている男女がやたらしゃべっているし。あと車内放送が結構大音量でうるさい。
 ウトウトしているうちにいくつかの駅に止まり、長岡まで来た。快速といっても停車駅は急行か特急並に少ない。しかし、停車時間が長い。10分ぐらいは普通で、長岡では30分ぐらい停車する。あまり早く行きすぎてもしょうがないからだろう。長岡から先は大宮まで車内放送はなくなるようだ。
 眠っていたら突然目が覚めた。モータの「ゴーッ」という音と、「ガタンガタンガタン」という走行音がやたら響いている。結構長いトンネルを疾走しているようだ。上越線は長いトンネルが多いからな。あと、結構貨物列車が走っている。本来停車駅でないところで運転停車し、貨物列車に抜かれたりした。315kmを5時間もかけていくのだから、本当はもっとゆっくりでもいいのだろうが、貨物列車のじゃまにならないように高速で走り、駅で長く停車するという感じになっているのだろう。
 大宮に着く頃には外も明るくなってきた。車内灯も通常の明るさに戻された。新宿に着いたときには結構疲れた。あまりよく寝られなかったからな。

165系電車「ムーンライトえちご」  早朝の新宿駅に到着した、165系電車「ムーンライトえちご」。結構利用率も高いようなので、もう少し車両をグレードアップするとサービスアップになっていいと思う。新幹線長野開業で特急「あさま」用の189系が余ったらそれを使うといいかもね。


新津駅
出口
新宿駅

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