車両展示
主な展示車両を紹介する。
国鉄色のEF65形1000番台電気機関車1001号機。試運転ヘッドマーク付き。
EF66形電気機関車27号機。「スーパーライナー」のヘッドマーク付き。運転室上の
エアコン室外機が目立つ
。
EF66形100番台電気機関車110号機と104号機。EF210形100番台電気機関車102号機。EF210形電気機関車6号機の並び。
EF66形100番台電気機関車はJR貨物発足後に製造された車両で、
正面のスタイルが国鉄時代の0番台と異なる
。さらに、110号機と104号機では
ライトの形状が異なっている
。
EF210形電気機関車の0番台と100番台の大きな違いはVVVFインバーター制御装置。0番台はGTO、100番台はIGBTを使用している。102号機は鉄道コンテナ輸送50年のヘッドマーク付き。
JR貨物色のEF65形2000番台電気機関車2057号機。2000番台は
1000番台に運転状況記録装置取り付け改造を行った
車両。新鶴見機関区の試運転ヘッドマーク付き。
HD300形ディーゼルハイブリッド機関車901号機。旅客用ではJR東日本のE200形やHB-E300系が実用化されているが、
機関車では初のディーゼルハイブリッド車
だ。901号機は試作車。
入れ換え用の機関車でDE10形ディーゼル機関車と同様に
運転室が中心にない
。この写真はボンネットが短い側から見たところ。こちらには
エンジン発電機
が格納されていて、
運転室窓中央に排気管が昇っている
。
HD300形ディーゼルハイブリッド機関車901号機をボンネットが長い側から見たところ。側面に「Hybrid」と書かれている。こちらには、
バッテリーや制御装置
などが格納されている。
実車を見たのは今日が初めてだ。
M250系電車。機関車牽引ではない、初めての
貨物電車
。しかし、正面のスタイルは電気機関車っぽい。「スーパーレールカーゴ」の愛称が付いている。
先頭車は制御電動車で形式はMc250形。旅客電車のようなカタカナ記号は付かない。もし付けるとしたらクモコ250形か。運転室と機器室があり、
31フィートコンテナが1個積載
できる。運転室上にはパンタグラフがある。
佐川急便のチャーター列車専用
になっているため、SAGAWAヘッドマークが付いている。
夜間の走行が多いためあまり見ることが出来ない車両で、実車を見たのは初めてだ。
Mc250形とユニットを組む中間電動車のM251形。カタカナ記号を付けるとしたらモコ251形か。両車端に機器室があり、Mc250形同様に31フィートコンテナを1個積載できる。
Mc250形と連結する反対側の機器室上にパンタグラフがある。
中間付随車のT260形とT261形。カタカナ記号を付けるとしたらサコ260形とサコ261形か。31フィートコンテナを2個積載できる。T260形とT261形はユニットを組んでいるが、
見た目は普通のコンテナ貨車とあまり変わらない
。しかし、電気指令式ブレーキを搭載し、編成間の各種引き通し線を持った電車の一員である。
M250系電車には機関車にはない
「貨東タミキク」という所属表記
があり、JR貨物関東支社大井機関区を表している。JR旅客車を意識したような表記だ。ただ、旅客車の表記は「東トウ」(JR東日本東京支社東京総合車両センターを表す)のように漢字1文字とカタカナ2文字だが、M250系電車では漢字2文字とカタカナ4文字になっている。貨物と機関区を表す文字を追加したような感じ。ちなみに
大井機関区は東京貨物ターミナル駅に併設されている
ので、カタカナ記号が「タミキク」なのだろう。
M250系電車には
号車番号札
も付いていた。旅客列車では珍しくないが、
貨物列車にはあるのはM250系電車だけ
。
M250系電車は車上に機器室があるが、床下機器もある。M251形の床下には
抵抗器らしきもの
が見えた。
EF210形100番台電気機関車146号機。東京貨物ターミナル駅40周年記念ヘッドマーク付き。
よく見ると
ヘッドマークの両脇に小さい鯉のぼり
が・・・
ヨ8000形車掌車。国鉄末期に貨物列車がワンマン化され、特別な輸送以外では使われることがなくなってしまった。
入場
フォークリフト・トップリフター荷役実演
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