アルフの部屋鉄道趣味の部屋懐かし写真館
クモハ12形電車

 1996年3月まで鶴見線で活躍していた昭和初期製造の旧型電車。主に大川支線で運転され、吊り掛けモーターの音を唸らせながら1両で行ったり来たりしていた。

撮影場所
鶴見線 武蔵白石駅
撮影日
1984年1月4日
クモハ12形電車(非貫通側)
 武蔵白石駅の大川支線ホームに停車しているクモハ12形電車。本線から分岐した急カーブにホームがあり、20m車が入線できない。そのため、17m車体のクモハ12形電車がずっと残っていた。
 なお、103系電車に置き換え後は、武蔵白石駅の大川支線ホーム(写真の場所)は撤去されて線路が移設された。そして、大川支線は安善〜大川に変更された。そのため、現在は武蔵白石駅構内をかするように通過していくだけで停車はしない。

クモハ12形電車車内
 木製部品が多用された車内。

一人がけロングシート
 大川側の運転室後ろには一人がけのロングシート?がある。全然ロングじゃないが、壁を背にしているので一応ロングシートだ。

撮影場所
鶴見線 大川駅
撮影日
1984年1月4日
クモハ12形電車(貫通側)
 大川側の正面は貫通型になっている。片運転台車両に運転室を増設して両運転台車に改造したためだ。

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