日立電鉄
車両
日立電鉄2000形電車
路線
日立電鉄 大甕〜鮎川
時刻
11:03発、11:16着
乗車日
2004年5月1日(土)

 2005年4月1日で廃止されてしまう日立電鉄に乗ってみた。これが最初で最後の乗車になるだろう。

大甕駅  JR常磐線と接続する大甕駅。駅はJRと共用になっていて、切符はJRの券売機で購入するようになっている。改札口は自動改札機になっているので磁気券だ。


大甕駅通路  改札口を入って階段を上ると一番奥に日立電鉄のホームがある。


乗換改札口  階段を下りると日立電鉄の乗換改札口があった。駅がJRと共用で改札口も一緒だったので乗換改札口があるとは思わなかった。ここでは切符も販売もしているのでJR常磐線から日立電鉄へ直接乗換が出来る。
 日立電鉄は単線で、大甕駅では上下列車が交換するようになっている。時間調整のため停車時間も長めだ。


日立電鉄2000形電車  日立電鉄2000形電車は元営団地下鉄2000形(銀座線)電車だ。ただし、このままでは標準軌の第3軌条方式なので日立電鉄では走れない。そこで、営団地下鉄3000系(日比谷線)の台車(狭軌)に交換し、屋根上にパンタグラフを載せる改造が行われている。


扇風機  日立電鉄2000形電車の車内はほとんど営団時代のままとなっている。天井に付いた扇風機には帝都高速度交通営団の「S」マークが付いていた。しかも営団は2004年4月1日に民営化して東京メトロになったので、このマーク自体が過去のものになった。


鮎川駅  終点の鮎川駅。周りはこれといって何もなく、中途半端なところにある終点の駅という印象。無人駅でひっそりとしている。


鮎川駅と常磐線  大甕駅を発車してJR常磐線と分かれた日立電鉄だが、鮎川駅付近で再び常磐線と平行する。鮎川駅に停車中の日立電鉄2000形電車の横をJR常磐線の415系電車が通過していく。


車両
日立電鉄2000形電車
路線
日立電鉄 鮎川〜常北太田
時刻
11:31発、12:08着
乗車日
2004年5月1日(土)

 鮎川駅から折り返し、常北太田行きに乗車した。
 この手のローカル私鉄は独特の乗り心地がある。JRや大手私鉄ほど高い精度でレールを整備しているわけじゃないからだろう。もちろん、安全上は問題ないだろうが、独特の縦揺れがある。でも、ゴツゴツとした揺れではなく、バネで跳ねるような揺れだ。
 速度はゆっくりだが、ガタンゴトンというジョイント音と跳ねる縦揺れ。のどかな風景。ローカル線を実感する瞬間だ。

常北太田駅構内  終点の常北太田駅構内。日立電鉄で一番大きな駅だろう。広い構内には多くの車両が止まっている。


常北太田駅  常北太田駅は有人駅だった。駅前は広いバス乗り場になっている。すぐ近くにはJR常陸太田駅がある。


JR東日本 水郡線
出口
横浜高速鉄道 みなとみらい線

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