東京急行電鉄 こどもの国線
車両
横浜高速鉄道Y000系電車
路線
横浜高速鉄道こどもの国線 長津田〜こどもの国
乗車日
2002年1月4日(金)

東急長津田駅  こどもの国線は途中に1駅しかない短い路線だ。しかも、営業上は東急だが(東急の切符で乗車する。)、実際には横浜高速鉄道の路線になっている。東急田園都市線から乗り換えるときは一旦改札口を出る。こどもの国線のホームへ下りる階段の所に自動券売機があるが、改札口はない。階段を下りるとそのままホームだ。しかも、駅の外から来た場合(写真)は、いきなりこどもの国線のホームになっている。左の階段を上ると田園都市線の改札口がある。
 自動改札機がないのでパスネットカードを通すことが出来ない。田園都市線から乗り換える場合でも一旦改札口を出てしまうので入場記録が無くなってしまう。案内板によると切符を持っていない場合は下車駅で精算するようになっている。


横浜高速鉄道Y000系電車  車両も東急ではなく横浜高速鉄道の電車だ。東急3000系電車を3ドアにしたようなY000系電車。2両編成のワンマン運転になっている。
 長津田駅を発車すると急なカーブをゆっくりと進んでいく。しばらく進むと直線に入り、結構スピードを出す。途中の恩田駅の所には車両基地があって東急の電車が止まっていた。


こどもの国駅  終点のこどもの国駅。切符を持っていない人は精算機で精算するが、パスネットカードも精算するのか?入場記録のないカードを自動改札機に入れたらどうなるのか疑問に思ったが、試しに入れてみた。すると、問題なく通れた。裏の印字ではちゃんと長津田から乗ったことになっている。入場処理と出場処理を同時に行うようになっているのだ。恩田から乗車した場合はたぶん入場記録があるので、入場記録がない場合は長津田から来たと判断するのだろう。
 逆にこどもの国から長津田へ行く場合も入場記録と出場記録が同時に行われた。ただし、降りる駅が特定できない(恩田か長津田)ので降車駅は「こ線」と印字されている。長津田から田園都市線に乗り換えるとカードは継続乗車扱いになるので、長津田で初乗り運賃を取られる心配はない。


 短い路線だが、別会社になっていたり、特殊なカード取り扱いが行われていたり、面白い路線だと思った。

東京急行電鉄 世田谷線
出口
高尾登山電鉄

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