東京メトロ 16000系電車
車両
東京メトロ16000系電車
路線
JR常磐線 亀有〜新松戸
乗車日時
2010年12月30日(木) 8:31発、8:44着(845S)
乗車券類
Suica

東京メトロ16000系電車  東京メトロ6000系電車の置き換え用に2010年11月から登場した、新型車両16000系電車に乗車した。
 先頭部は東京メトロ10000系電車の流れをくむ丸みを帯びたデザイン。先輩の6000系電車は貫通扉をサイドに寄せた非対称な前面デザインで、その後の地下鉄車両に大きな影響を与えた。同線を走る他社最新車両のJR東日本E233系2000番台電車や小田急4000形電車も非対称デザインを採用したのに、本家の東京メトロは中央貫通扉の対称デザインに戻ったのが面白い。


東京メトロ16000系電車車内  車内は先に登場したE233系2000番台電車と同様に、座席端のパーティション、座席間の湾曲した手すり、案内表示用液晶モニターなど最近の通勤形車両でおなじみの構造となっている。しかし、デザインは東京メトロオリジナル。透明なガラスを使用したパーティションを採用している。また、貫通扉部分もガラス張りとなって開放感のあるデザインとなっている。


 座席はE233系2000番台電車と比べるとちょっと固め。形状も平らな感じで座り心地は劣る。しかし、短時間の乗車なら問題ない程度だ。
 16000系電車はVVVFインバータ制御であるが、永久磁石同期電動機(PMSM)を採用しているため、起動・停止時のモーター音が従来の誘導電動機(IM)を採用した車両とちょっと変わっている。同じくPMSMを採用したJR東日本E331系電車と似た感じだ。

サウンドライブラリ
東京メトロ16000系電車の走行音(金町〜松戸)

東京メトロ16000系電車案内表示液晶モニター  ドア上には17インチワイド液晶モニターが2面設置されている。E233系電車などと同じような内容だが、滑らかなアニメーションをするなど凝った表示になっている。光沢(グレア)液晶パネルを使用しており、照明の反射などで表示が見えにくいことがある。E233系電車などと同様な、つや消し(ノングレア)液晶パネルの方が見やすい感じがする。
 ドア開閉時のチャイムはE233系電車と全く同じ音が採用されている。


 車内放送は(JR線内においては)自動放送ではなかった。たぶん東京メトロ線内では自動放送を使用しているはずなので、E233系2000番台電車と共通の音声データーを載せれば自動放送できると思うが・・・

ムービーライブラリ
東京メトロ 16000系電車 発車(新松戸駅) (YouTube)

東武鉄道 特急「りょうもう25号」
出口
JR東日本 特急「水上6号」(定期最終列車)

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