乗車日時 | 2003年1月2日(木) |
車両 | JR東日本 205系500番台電車 |
乗車区間 | JR東日本:海老名~(相模線)~橋本 |
乗車券類 | 乗車券 320円 |
相模線を走っている205系500番台電車は他の205系電車と違う。正面デザインの違いだけでなく、最近の電車では当たり前のように付いている運転台のモニタ装置が設置されていることだ。
1991年にデビューしたこの電車のモニタ装置は、NECの大ヒット国産パソコンPC-9801シリーズの工業向けFC-9801を使用したものだった。現在のモニタ装置と異なり、パソコンベースのモニタ装置を採用したのはたぶんコスト的な問題だろう。
久々に205系500番台電車に乗ってみると・・・運転台のモニタ装置が違う!見た感じ、209系電車などに採用されている液晶タッチパネル式へ交換されているようだ。ただし、コンソールへの埋め込みが出来ないので外付けになっている。たぶん、機器の老朽化により新しいものへ交換したのだろう。たぶん本体もパソコンベースではなく、209系電車などのモニタ装置と似たものになっていると思われる。
ディスプレイへの表示内容も209系電車のものと似た感じになっている。しかし、元々の205系500番台電車に備えられた機能の制限か、ユニット表示が加速(モーター駆動)・減速(回生ブレーキ)共に緑色で表示されていた。(209系電車以降では加速が水色、減速が黄色の表示になる。)
ちなみにこちらは昔の運転台モニタ装置。(1991年4月27日撮影)いかにもパソコンらしいCRTディスプレイが設置されていた。