三岐鉄道 北勢線
車両
三岐鉄道モ270形+サ130形+ク130形電車
路線
三岐鉄道北勢線 西桑名〜東員
時刻
13:48発、14:12着
乗車日
2006年5月3日(水)

西桑名駅  三岐鉄道北勢線の始発駅である西桑名駅。JRと近鉄の桑名駅からちょっと離れたところにある。ローカル私鉄らしい小さな駅だ。


西桑名駅ホーム  西桑名駅のホーム。1面1線の終端駅だ。一見普通のローカル駅のような感じだが・・・


ATS地上子  線路を見るとATSの地上子(四角いプレート)がレールの外側に設置されている。他の普通の鉄道ではレールの内側に設置されているのだが、北勢線は762mmという狭い幅の軌道なので内側に設置すると上り線用と下り線用の地上子が干渉するおそれがあるので外側に設置しているようだ。
 ちなみにJR在来線など日本のほとんどの鉄道は1067mm、新幹線や一部の私鉄では1435mmの幅がある。北勢線の線路幅は新幹線の約半分しかない。非常に珍しい鉄道だ。


モ270形電車  線路の幅が狭いので電車の車体幅も狭い。車高も低いがそれでも縦長に感じられる車体だ。
 走り出すと結構揺れる。やはり縦長車体のせいかローリングが大きい感じだ。


東員駅  東員駅の駅舎。新たに設置された駅なのできれいだ。なお、乗車したときは東員〜大泉が災害によりバス代行運転になっていた。その為、時間的な問題もあって東員から先には乗車しなかった。


東員駅の切符売り場  北勢線は元近鉄の路線だが、2003年4月1日に三岐鉄道の運営になってから近代化が積極的に進められている。ローカル私鉄の割には最新型のタッチパネル式自動券売機が導入されていたりする。


東員駅の改札口  改札口は最新型のバーレスタイプ自動改札機だ。これは新しい東員駅のものだが、既存の駅も同様に最新機器が導入されている。


ク130形電車  折り返し西桑名行きの発車まで時間があったので東員駅に停車中の車両を観察してみた。
 これは西桑名方面先頭のク130形だ。丸みを帯びた短い車体だ。


ク130形電車車内  ク130形の車内。ロングシート車だ。車体幅が狭いのが分かるだろうか?


ロングシートに座ったところ  ロングシートに座ってみるとこんな感じ。向かいにも人が座ったら通路に人が通るスペースが無くなりそうな狭さだ。


サ130形電車  2両目はサ130形だ。ク130形同様に丸みを帯びた短い車体だ。


サ130形電車車内  車内もク130形と同じロングシートだ。


モ270形電車  一番後ろモ270形だ。この車両だけ車体が若干長い。また、編成中唯一のモータ車で、つりかけ駆動だ。
 車体の小ささに対して架線の高さは普通通りなのかパンタグラフが大きい


モ270形電車車内  車内も他とは異なりクロスシートになっている。車体が狭いので、1+1配置だ。


ムービーライブラリ
三岐鉄道モ270形電車 到着(東員駅) (YouTube)

 小さな車体の電車がつりかけ駆動のモータ音を唸らせてゴトゴト走るのが印象的な三岐鉄道北勢線だった。

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