高尾登山電鉄
路線
高尾登山電鉄 清滝〜高尾山
乗車日
2002年1月4日(金)

清滝駅  高尾登山電鉄に乗ったことがないので特に意味もなく乗ることにした。だが、正月(1/4)ということもあって凄い人。切符を買うのに10分程度、乗車するのに10分程度待つことになった。


乗車  高尾登山電鉄はケーブルカーなので急な斜面を登る。というわけで、車両も階段状の傾斜したものだ。普通はホームも車両にあわせて傾斜している。確かにホームは傾斜しているが、車両の傾斜の方がきついためホームに到着した車両は乗車口が傾いている。当然車内の床も傾斜しているので乗車しづらい。


勾配が凄い  車内が満員で発車した。ゆっくりと勾配を登っていく。この時点ではまだ床が傾いているので前屈みになるような体制だ。しかし、だんだんと床が水平になってきた。
 車内アナウンスで高尾登山電鉄が日本一急勾配のケーブルカーだということがわかった。確かに、今まで乗ったケーブルカーより凄い。だって、目の前にまるでジェットコースターか銀河鉄道999の軌道のような勾配が・・・
 そして、最急勾配区間に入るとさらに車両が傾く!なんと、後ろに倒れそうになるぐらい床が傾斜した状態だ。手すりに掴まっていないと立っていられない!発車時は前屈み状態だったのに。


高尾山駅  高尾山駅のホームに入る直前までは最急勾配だが、ホームに入るときに急に角度が変わって床が水平になる。つまり、清滝駅のホームよりは急な勾配になっているということだ。
 高尾山駅にはケーブルカーの動力がある。ケーブルを巻き上げる大型モータが、この駅舎の下にあるのだ。動き出すと「ブウゥゥゥ〜」というつりかけモータ車のような音が響き渡り、床が振動する。


下り  今度は下りに乗る。高尾山駅を発車すると、いきなり最急勾配区間に入る。このとき、急に角度が変わるので車両が一瞬落下するような感覚が。ジェットコースターが勾配を上り詰めて最初の下りに入るあの瞬間と全く同じ感じだ。ジェットコースターはそのまま高速で走り出すが、当然ケーブルカーはケーブルでつながっているのでその先は低速で下りていく。
 最急勾配区間から見た正面の景色はまるで、急な上り坂があるように見える。(上りと同じ感じ。)だが、これは下っているのだ。上の方に見えるところは山のふもとの緩い勾配だ。


車両  清滝駅に到着したケーブルカーの車両。勾配は凄く急だったが、車両は普通だ。


東京急行電鉄 こどもの国線
出口
JR東日本 湘南新宿ライン

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