東武鉄道 伊勢崎線
車両
営団8000系電車
路線
東武伊勢崎線 押上〜北千住
乗車日
2003年3月21日(金)

 2003年3月19日に開業した東武伊勢崎線の押上駅から乗車してみた。

押上駅  開業したばかりの営団半蔵門線、東武伊勢崎線の押上駅入り口。駅は地下で結構深い


押上駅看板  押上駅の看板。既存の都営浅草線、京成押上線の押上駅とつながっているため、看板には4社表記されている。


 営団半蔵門線から東武伊勢崎線・日光線への直通列車は1時間あたり3本程度のため、ほとんどの列車が押上駅折り返しになっている。埼京線とりんかい線の直通運転もそうだが、もうちょっと運転本数が増えないと直通のメリットが生かせない感じだ。
 東武鉄道への乗り入れ列車は通勤準急または区間準急になっている。営団8000系の区間準急南栗橋行きに乗車した。しばらく走行すると、地上へあがり浅草方面からの東武伊勢崎線と合流して曳舟駅へ到着。
 曳舟駅では浅草発の準急(曳舟〜北千住は各駅停車)と接続し、区間準急(曳舟〜北千住はノンストップ)が先行する。逆も後発の半蔵門線直通区間準急が先発の浅草行き準急に曳舟駅で追いついて接続するようだ。
 曳舟駅を発車すると北千住駅まで通過するが、追い抜き設備がなくカーブも多いため、あまりスピードは出さない。ダラダラと走る感じだ。
(2004/11/21追記:曳舟駅から北千住駅の間では鐘ヶ淵駅に追い抜き設備があるとの指摘がありました。)

営団8000系電車  北千住駅に到着した営団8000系電車。この1階ホームへ営団の車両が入ってくるのは営団日比谷線直通電車のホームが3階に移って以来だ。


 東武北千住駅には2つの地下鉄直通列車が来ることになった。どちらも東武〜営団〜東急という組み合わせだ。しかし、列車の運転形態は違う。日比谷線直通では東武の車両が東急に乗り入れることはなかったし、東急の車両が東武に乗り入れることもなかった。だが、半蔵門線直通では3社の車両がそれぞれに乗り入れていく

 気になるのは東武の車両内に掲示された東武鉄道路線図。元々、営団日比谷線の中目黒から会津鉄道の西若松まで(おまけでJR会津若松まで)掲載されたものすごいものだった。今回の変更で営団半蔵門線と東急田園都市線が増えた。さすがにレイアウトに苦労したのか、東武からの直通列車がない会津鉄道の非電化区間(会津田島〜西若松)が省略され、東急田園都市線の中央林間から会津鉄道の会津田島までの掲載になった。それでも、神奈川県から福島県までの広大な範囲であることには変わらない。

帝都高速度交通営団 千代田線(北綾瀬支線)
出口
帝都高速度交通営団 半蔵門線

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