アストラムライン
車両
広島高速交通6000系電車
路線
アストラムライン 本通〜広域公園前
乗車日
2001年4月29日(日)

 ゴムタイヤ走行で小型車両の新交通システム「アストラムライン」(広島高速交通)に乗ってみた。新交通システムは道路上に高架軌道を建設し、輸送量が少ないものの地下鉄より安く建設できるので中規模の都市では便利な鉄道だ。
 始発駅の本通に行くと地下へ行く入り口が・・・まるで地下鉄のよう。新交通システムなのに地下駅なのだ。しかも、城北駅までは地下区間を走る。新交通システムの地下鉄は珍しい。せっかく安く作れるはずなのにこれでは建設費が高くなってしまうだろう。(地下区間は全体の1/10位の距離だからたいしたことはないのかもしれないが。)地上の景観を損ねないために地下にしたのだろうか?

 城北駅を発車するとしばらくして高架線になる。ここからは終点まで、よくある新交通システムの形だ。
 アストラムラインは半円路線(広島市街を北上して半周して戻るような感じの路線。)なので車窓の景色がぐるりと変わるのでおもしろい。それ以外は特におもしろみのない生活路線だ。

広島高速交通6000系電車  新交通システムでは珍しくないホームドアがあるので、車両外観を見づらい。オレンジと黒を基調としたデザイン。車内にも黒とオレンジの入ったデザインが取り入れられていて統一感がある。デザインセンスは全体的にいいと思う。


広島高速交通6000系電車の車内  車内の様子。運転席側を見る。客室と運転室は完全に仕切られている。無人の自動運転を行っている新交通システムでは運転席自体がなかったり、運転席がパイプで仕切られているだけだったりする。だが、アストラムラインは有人運転なので完全に仕切られている。その為、前面展望はあまり良くない。(有人運転でも埼玉新都市交通「ニューシャトル」は半室運転席で簡単な仕切りだが。)


広島電鉄
出口
可部線

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