鹿児島市交通局 市電
種別・番号・名称
普通電車
車両
鹿児島市交通局 7000形電車
路線
鹿児島市交通局 谷山線(1系統) 谷山〜武之橋
鹿児島市交通局 第一期線(1系統) 武之橋〜鹿児島駅前
乗車日時
2009年2月5日(木) 17:10発、約17:50着(約40分)
乗車券類
Rapica(運賃:160円)

谷山電停  JR谷山駅から徒歩で鹿児島市電の谷山電停まで行った。歩けない距離ではないがちょっと遠い
 谷山電停の駅舎(電停だから駅舎じゃないのか?)は2線のホームを完全に覆っている。現地ではあまり気にならなかったのだが、改めて写真をみると顔っぽい感じがする。


鹿児島市交通局7000形電車  乗車した車両は7000形電車。「ユートラムII」という愛称が付いた低床車だ。A+C+E+D+Bという5車体連接車両。AとEとBに台車があり、台車分の短い車体。CとDはそれぞれ両側の車体に支えられて浮いた状態だ。客室はCとEとDだけで、AとBは運転室になっている。Eは台車がある関係で若干床が高く、前後の車両間が緩やかなスロープになっている。


 3台車だからかジョイント音がだいたい等間隔で鳴り続ける変わった走行音だ。乗り心地はよいのだが、交差点など急なカーブを曲がるところで揺れが大きいと思った。最後尾の運転室車体が「ガタッ」となる感じ。
 車内放送で気になったのは広告。路面電車やバスでは「○○は次でお降りください。」などの広告放送がよく流れる。それらは普通、停車駅案内などをする放送と同じトーンの声だ。しかし、鹿児島市電では言い方がさまざまでBGM付きもある。まるでラジオCMのような物が唐突に流れるのだ。こんな車内放送は聞いたことがなかったのでちょっとびっくり。

サウンドライブラリ
鹿児島市交通局7000形電車の走行音(笹貫〜二軒茶屋)

 途中までは多くの人が乗っていたが、終点に近づくと数人程度になった。鹿児島駅前到着直前ではホームがふさがっているのかなかなか進まない。前後にも電車がいて団子状態。数分ぐらい待たされてやっと到着した。

鹿児島駅前電停  鹿児島駅前電停は3線あり、屋根で覆われている。


 しばらくすると、7000形電車が谷町へ向かって走っていった。側面から見ると5車体連接車両の構造がよくわかる。

ムービーライブラリ
鹿児島市交通局7000形電車 走行(鹿児島駅前電停) (YouTube)

緑化軌道  鹿児島市電では多くの区間が芝生を植えた緑化軌道になっている。環境に優しい路面電車がさらに良くなっている。


種別・番号・名称
普通電車
車両
鹿児島市交通局 1000形電車
路線
鹿児島市交通局 第一期線(2系統) 鹿児島駅前〜高見馬場
鹿児島市交通局 第二期線(2系統) 高見馬場〜鹿児島中央駅前
乗車日時
2009年2月5日(木) 18:12発、約18:28着(約16分)
乗車券類
Rapica(運賃:160円)

鹿児島市交通局1000形電車  次に乗ったのは1000形電車「ユートラム」だ。7000形より前に作られた車両でA+C+Bの3連接車体になっている。7000形と同様にAとBは台車がある運転室CがAとBに支えられて浮いた客室だ。


1000形電車の車内  1000形電車の車内。客室は低床でホームとの段差がない。その代わり、運転室は台車の上にあるので高くなっている。車内から見た感じでは1つの車体のように見えるが、運賃箱のあるところは連結部で運転室は別車体になっている。


1000形電車の運転室  1000形電車の運転室。台車サイズの短い車体とはいえ、1車体まるまるなので路面電車としては異例の広い運転室


鹿児島中央駅前電停  鹿児島中央駅前電停付近も緑化軌道になっている。さらに周囲に花が植えられている。


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