リニア・鉄道館には面積で日本最大の鉄道ジオラマがある。東京から大阪までの東海道新幹線沿線を圧縮したようなレイアウトで、リアルに作られている。また、鉄道以外の細かい演出が仕込まれているのも特徴だ。
朝~昼~夕方~夜~朝のサイクルで、明るさや音などの演出が変わる。また、その時間帯に合わせた列車が走り回るようになっている。

ジオラマの向かって一番右側は、東京お台場エリアになっている。フジテレビ、東京ビックサイト、レインボーブリッジなど特徴的な建造物が並ぶ。

建物に隠れてよく見えないが奥に東京駅があり、手前に向かって有楽町駅~新橋駅(広場にSLが置かれている)になっている。東京スカイツリーや東京タワーもある。

このジオラマで一番場所を取っていると思われる名古屋駅。ホームがいっぱい。JRセントラルタワーズやJRゲートタワーがある。

名古屋駅の手前にはリニア・鉄道館もある。屋外には実際どおりN700系電車が展示されている。

清水寺がある京都エリア。京都駅は無い。

通天閣がある大阪エリア。

ジオラマの一番左側は東海道新幹線沿線を越えるが、兵庫県の甲子園球場がある。

夕暮れになると京都エリアの山に大文字焼き(五山送り火)が現れる。

夜になると大阪あたりで花火が打ち上がる。プロジェクターを使って夜空に花火を投影しているのでちゃんと動く。(音も出る。)

夜空には満月も。

真夜中になると走り出すのが保線車両。こんな所もリアルに再現している。

保線車両には作業員も乗っている。

実在するものかは知らないが、名古屋ロックフェスティバルの会場が凄い。大量の人で埋め尽くされている。

交通事故が発生しているところもあった。

映画の撮影もしている。

一寸法師のような茶わんに乗った人がいる。ただ、サイズは普通の人と同じだけど。

地中に丸い穴が空いている部分があった。

その穴の中には地底人が!

地下と言えば、すでに名古屋駅の下に中央リニア新幹線が開業済み。

海の中には竜宮城やウミガメに乗った浦島太郎の姿も。

街中の交差点だが・・・

よく見るとフランダースの犬の主人公ネロと犬のパトラッシュが横断歩道を渡っている。
このジオラマには架空の人物などまで存在していて、リアルの中にも遊び心があって面白い。他にもたくさんネタが仕込まれているようだ。