迂回ルートが確定したので、富山駅へ来るまでの車内で予約した切符を受け取る。
JR西日本の駅だが北陸新幹線開業後はJR東日本の「えきねっと」で予約した切符も受け取れるようになった。富山駅には通常の指定席券売機の他に受取専用券売機もあった。
切符受取後はしばらく時間が余ったので、北陸新幹線の車内で食べる昼食を購入したり、富山駅をいろいろ見て回った。
駅前に「AMAZING TOYAMA」というフォトフレーム的なやつが設置されている。富山駅前の風景を切り取る枠なのかな?
富山地方鉄道の路面電車を入れて撮影した写真を、実際に切り取ってみた。本当にフォトフレームみたいになった。
富山駅の南北自由通路にある1階と2階を結ぶエレベーターがテレスコフレーム方式という珍しいタイプだった。
普通のエレベーターはカゴを上からワイヤーで吊して昇降させる。だから、展望の良いガラス張りのエレベーターでも、カゴの枠に金属のフレームがあるし、カゴは壁やガラスで覆われた部分を昇降する。
しかし、このエレベーターはガラス張りのカゴが下から支えられていて上には何も無い。また、1階部分は安全のためカゴの周りがガラスで囲われているが、2階部分は乗降ドアの面にガラスがあるだけで、カゴがむきだしになっている。
テレスコフレーム方式エレベーターのカゴは油圧ジャッキで昇降する。
カゴが1階に降りた状態。上には何も無い。
カゴが1階に降りている時の2階はガラスの壁とドアがあるだけで何も無い。ドアは閉まっているが、下に落ちそうな感じに見える。