立山黒部旅行リベンジ 1.前橋駅~富山駅戻る

1-1.両毛線・普通
乗車日時2018年7月14日(土) 13:05発~13:20着(15分)
列車普通 628M
車両JR東日本 211系3000番台電車
乗車区間JR東日本:前橋~(両毛線)~新前橋~(上越線)~高崎
乗車券類Suica 195円

211系3000番台電車
 いつもの211系3000番台電車で高崎へ。

1-2.北陸新幹線「はくたか565号」
乗車日時2018年7月14日(土) 14:16発~15:29着(1時間13分)
列車新幹線「はくたか565号」 551E
車両JR東日本 E7系電車
乗車区間JR東日本:高崎~(北陸新幹線)~上越妙高
JR西日本:上越妙高~(北陸新幹線)~糸魚川
乗車券類モバイルSuica特急券

E7系電車
 高崎駅から乗車した北陸新幹線はJR東日本のE7系電車だった。

 前回の立山黒部旅行では黒部宇奈月温泉駅まで北陸新幹線で行き、そこから富山地方鉄道~黒部峡谷鉄道(往復)~富山地方鉄道で富山駅へ行くというルートだった。今回は立山黒部アルペンルートのリベンジなので、黒部峡谷鉄道は乗車しない。だから、北陸新幹線で富山駅まで行っても良いのだが、多少変化を持たせるために糸魚川で下車して第3セクター鉄道へ移管された在来線で富山駅へ向かうことにした。

1-3.えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン
乗車日時2018年7月14日(土) 15:40発~16:08着(28分)
列車普通 1642D
車両えちごトキめき鉄道 ET122形気動車
乗車区間えちごトキめき鉄道:糸魚川~(日本海ひすいライン)~市振
あいの風とやま鉄道:市振~(あいの風とやま鉄道線)~泊
乗車券類乗車券

糸魚川駅改札口
 えちごトキめき鉄道糸魚川駅の改札口。北陸新幹線(JR西日本)の改札口とは別になっているが、えちごトキめき鉄道の改札口は大糸線(JR西日本)と共用になっている。これはえちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)が北陸新幹線開業前は北陸本線(JR西日本)だったからだ。

ET122形気動車
 えちごトキめき鉄道の日本海ひすいラインで使われているのはET122形気動車。JR西日本のキハ122形気動車とほぼ同じ。日本海ひすいラインは旧北陸本線で全線電化されているが、第3セクター鉄道に移管されてからは気動車で運転されている。途中に交直セクションがあり、電車にすると高価な交直流対応車を導入しなければならない。運転本数との兼ね合いで電車を導入するより、気動車の方が安く済むのだろう。

 市振~泊は富山県内に入るため、あいの風とやま鉄道に乗り入れるが、基本的にこの区間はえちごトキめき鉄道に直通するET122形気動車での運転になっている。(自社車両での運転は限られている。)

泊駅列車停止位置案内
 泊駅の列車停止位置案内。この図のように、えちごトキめき鉄道の列車とあいの風とやま鉄道の列車が同一ホームで乗りかえられるようになっている。対面乗換はよくあるが、ここでは同じ線に2本の列車が縦列に停車する珍しい形態になっている。
 この乗換方式だと必ず前後への移動が必要になるので、対面の方が乗り換えしやすいような気がする。また、列車進入時は追突がないように速度が制限されて運転上も面倒なだけのような気がするのだが・・・何でこの形態を採用したんだろう?もしかしたら線路配線の関係で、折り返し運転する際にお互い同じ線路(上下線の間にある中線)じゃないと駄目なのかもしれない。

縦列に停車する2本の列車
 泊駅の2番線(中線)に縦列で停車する2本の列車。奥がえちごトキめき鉄道のET122形気動車。手前があいの風とやま鉄道の521系電車。

1-4.あいの風とやま鉄道
乗車日時2018年7月14日(土) 16:20発~17:05着(45分)
列車普通 564M
車両あいの風とやま鉄道 521系1000番台電車
乗車区間あいの風とやま鉄道:泊~(あいの風とやま鉄道線)~富山
乗車券類乗車券

あいの風とやま鉄道の駅名標(海側)
 あいの風とやま鉄道の駅名標は2色あり、海側(海から山の方を見る向き)は山の緑色になっている。

あいの風とやま鉄道の駅名標(山側)
 山側(山から海の方を見る向き)の駅名標は海の青色になっている。

あいの風とやま鉄道521系電車(海側)
 あいの風とやま鉄道521系電車のカラーも駅名標と同じで、海側(海から山の方を見る向き)は山の緑色になっている。

あいの風とやま鉄道521系電車(山側)
 あいの風とやま鉄道521系電車の山側(山から海の方を見る向き)は海の青色になっている。あいの風とやま鉄道の521系電車はJR西日本の521系電車と同じ車両で、JR西日本から譲渡された車両と自社新製した車両(1000番台)がある。

 ところで、何で521系電車(交直流電車)を導入したのか?北陸本線時代は国鉄形の交直流電車が使用されていたので、その流れで最新の交直流電車を導入したのだろう。しかし、えちごトキめき鉄道がコストダウンのために気動車を導入したのに対して、全線交流電化なのに高価な交直流電車を導入するという全く反対のことをしている。えちごトキめき鉄道の直流区間まで直通運転することを想定しているのか?
 単純にベースとなる適当な交流専用電車がなかっただけかもしれない。JR西日本には在来線の交流専用車がない。JR東日本のE721系電車などは50Hz専用なので使えない。JR九州の817系電車などは冬期の寒さや雪に対応できないだろう。もちろん、60Hz対応や耐寒耐雪対応など、あいの風とやま鉄道に合った仕様に変更すれば不可能ではないが、コストアップになる可能性がある。
 521系電車に乗車しながら、こんな事を考えていた。

出口