JRバス東北「スワロー号」
種別・番号・名称
路線バス スワロー号
路線
JRバス東北 二戸駅〜久慈駅
乗車日時
2012年5月3日(木) 11:10発、12:20着(1時間10分、定刻 10:40発、11:50着)
乗車券類
下車時運賃精算(1,500円)

 東北新幹線「はやて15号」が30分遅れの11:00に二戸駅へ到着したため、10:40発の久慈駅行きバス「スワロー号」に乗れないと思っていたのだが・・・バス乗り場へ向かうと接続待ちをしていた!元々、「スワロー号」は東北新幹線に接続したダイヤになっているので、乗客不在で出発しても意味が無いから接続待ちするのだろう。

JRバス東北「スワロー号」  二戸駅前で待機する久慈駅行き「スワロー号」。観光バスタイプの車両だが座席指定の高速バスでは無く、全席自由の一般路線バスだ。


 車内に入るとすでに多くの席が埋まっていたが、後ろの方の通路側になんとか座ることができた。新幹線の遅れに合わせ、30分遅れで二戸駅を出発した。

 今まで鉄道で行けるところは鉄道を利用して、バスのことは頭に無かった。久慈へ鉄道で行くには、八戸経由で八戸線を利用するか、宮古経由で三陸鉄道北リアス線を利用する方法がある。しかし、現状では三陸鉄道北リアス線の途中が不通になっているため、宮古経由は難しい。(不通区間のバス接続時間の関係で時間的に難しい。)また、八戸線を利用すると帰りも八戸線となり、ただ往復するだけになってしまい面白くないし、時間がかかる。そこで、久慈までバスを利用することにした。

 「スワロー号」は二戸駅〜久慈駅の直行便では無く、途中にいくつか停留所がある
 最初の停留所「道の駅おりつめ」で、ちょっとしたハプニングが。バスが道の駅の敷地内に入っていくと、中程(自分より前方)に座っていた女性が外にいる人に手を振り始めた。どうやら道の駅で待ち合わせをしていたようだ。それはいいのだが、その女性はそのままバスが止まるのを待っている。しかし、バスは止まらずに道の駅を出てしまった。降車ボタンを押していないんだから当然だが・・・すると、その女性は慌てだした。隣に座っている人が「降車ボタンを押さなきゃ止まらない。」と言っている。すると、女性は「みんな降りると思っていた。」といい、慌てて運転士に止めてもらった。道の駅を出たところで停車して、その女性は降りていった。
 普通に乗降して時間がかかるのなら仕方が無いが、変なことで時間をロスするのは困る。特に、30分遅れでスケジュールに余裕が無くなっているので余計気になった。このまま30分遅れのままなら久慈から乗車する三陸鉄道北リアス線にギリギリ間に合うが、それ以上遅れが進むと乗れなくなる可能性が出てくる。そうなると、やはり三陸鉄道北リアス線への乗車をあきらめることになってしまう。

 途中渋滞も無く順調に30分遅れのまま久慈駅に到着した。結局途中で降りたのは「道の駅おりつめ」で降りた女性1人だけで、残り全員は終点の久慈駅まで乗車した。途中で乗ってくる人もいなかったので、「スワロー号」は途中に停留所があっても、実質は二戸駅と久慈駅の直行便で東北新幹線へのアクセス路線と言えるだろう。

JR久慈駅  JR久慈駅。本当は久慈で昼食を食べる予定だったのだが、すぐに三陸鉄道北リアス線へ乗車しなければならない。そのため、昼食をあきらめて、トイレだけ利用した。


東北新幹線「はやて15号」
出口
三陸鉄道北リアス線「リゾートうみねこ」(上り)

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