東北乗り鉄2013
13.気仙沼線BRT その3
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13.気仙沼線BRT
乗車日時
2013年8月16日(金)
12:41発、13:30(定刻13:25)着(49分)
種別・名称・番号
BRT 28便
乗車区間
JR東日本:本吉~(気仙沼線BRT)~志津川
乗車券類
運賃:320円
バス専用道を走行して本吉駅へ向かってくる柳津駅行きのバス。
バス専用道から右へ直角に曲がり
、本吉駅へ到着する柳津駅行きのバス。
柳津駅行きのバスに乗車する。車両は再びブルーリボンシティ・ハイブリッド。
気仙沼線BRTは全てこの車種で統一
されているのかもしれない。(対向バスでも他の車種は見かけなかった。)
本吉駅を発車すると駅前広場から一般道へ出て右へ曲がる。
バス専用道に平行して気仙沼方面へ逆戻りする
ように進む。
しばらくバス専用道と平行に進んだ後、右へ曲がって東浜街道へ入り、
バス専用道をくぐる
。走行経路としては
ループ線のような感じ
。ここからは気仙沼線の線路から大きく離れ、海側に向かって進む。
海が見えてくると気仙沼線の線路が近づいてくる。そして気仙沼線のコンクリート橋をくぐるのだが、
橋桁の一カ所が津波で流されてなくなっていた
。
気仙沼線BRT 車窓風景(陸前小泉駅付近)
(YouTube)
すぐに陸前小泉駅(一般道路上、待合室あり)に到着。奥に
廃墟と化した鉄道時代の陸前小泉駅
が見える。
次は蔵内駅。一般道路上にある待合室なしの駅だ。鉄道時代の駅からちょっと離れたところにある。
陸前港駅は蔵内駅と同様に一般道路上にある待合室なしの駅だが、鉄道時代の駅のすぐ近くにある。
進行方向右側を見ると津波で破壊された気仙沼線の築堤が復旧して、バス専用道として整備中だった。
バス専用道が使用開始されると陸前港駅は鉄道時代の駅があった場所へ戻る。
陸前港駅を発車してしばらくすると、バス専用道へ入る。左側(柳津方面)へ進む。
右側(気仙沼方面)のバス専用道はまだ整備中で進入禁止状態。
バス専用道をしばらく進むと歌津トンネルへ入る。
歌津トンネル内走行中。
単線トンネルなので壁が両側に迫る。
歌津トンネルを抜けると前方に鉄道時代の歌津駅ホームが見えてくる。
ホームは残っているが、
線路は剥がされている
。ホームに入る直前でバス専用道は終了する。
一般道路に出ると築堤を下りて駅前広場へ。前方にBRTの駅舎が見える。右上の築堤上に見えるのは鉄道時代のホーム。
歌津駅に到着したところ。駅前広場のロータリーにBRT駅舎が設置されており、
上下線共用(1面1線)の乗り場
になっている。築堤上には鉄道時代のホームと駅舎が見える。
鉄道時代の歌津駅。
ホームが長い
。昔は長い編成の列車が走っていたのだろう。右端の黄色いところがバス専用道の出入り口。よく見ると
ホームの先端に人がいる
。立ち入り禁止にはなっていないのか?
歌津駅を出ると何回か気仙沼線のコンクリート橋をくぐる。直線的な線路に対して道路が蛇行しているためだ。
清水浜駅付近では、
築堤だったところが津波で流されて
コンクリート橋部分だけが残っている。
気仙沼線の崩れた築堤と鉄道時代の清水浜駅。
BRTの清水浜駅(柳津方面)は
ファミリーマート志津川清水浜店の駐車場に設置
されている。気仙沼方面はファミリーマート向かいの道路上に設置。どちらも待合室はない。ファミリーマートの奥に鉄道時代の清水浜駅がある。
ホームの柵が倒れている鉄道時代の清水浜駅。「清水浜」と書かれた緑の看板(ホーム先端に設置されていたもの。)が下に落ちている。
一般道路上ですれ違う気仙沼線BRT。バス専用道は単線なので、すれ違うときはどちらかが待避して待たなければならない。しかし、
一般道路は複線
なので、走行しながらすれ違うことが可能。
BRT運行開始時に新設されたベイサイドアリーナ駅
は、南三陸町総合体育館「ベイサイドアリーナ」の最寄り駅。地域の施設名を付けるところが、
ローカル路線バス的なネーミング
だ。(JRの駅名らしくない。)一般道路上にあり、1面1線(上下線共用)で待合室がある。駅舎の奥に
清水浜駅から移設(保存)された駅名標
が見える。
気仙沼線の線路から離れたところにあるが、町役場の仮庁舎や診療所などがあるため、利便性向上のために
寄り道をする
形になっている。
ベイサイドアリーナ駅を発車すると、東浜街道まで来た道を戻る。そして志津川方面へ向かうが、次第に津波で流されてしまった風景が見え、
ニュース映像で見た痛々しい景色
が目に入ってくる。
鉄道時代の志津川駅付近も津波で流されて何もないため、BRTの
志津川駅は「南三陸さんさん商店街」に隣接した場所へ移転
している。
気仙沼線BRT 前面展望(ベイサイドアリーナ~志津川)
(YouTube)
志津川駅に到着したBRT。
12.本吉駅
14.志津川駅と
その周辺
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