東北乗り鉄2013 8.大船渡線BRT(上り)戻る

8.大船渡線BRT
乗車日時2013年8月16日(金) 10:08発、10:46(定刻10:41)着(38分)
種別・名称・番号BRT 18便
乗車区間JR東日本:陸前高田~(大船渡線BRT)~気仙沼
乗車券類odeca
運賃(陸前高田~陸前階上):650円

 再び、大船渡線BRTに乗車して気仙沼駅へ戻る。

陸前高田市役所
 仮設の陸前高田市役所。現在の陸前高田駅がある場所だ。

陸前高田駅駅名標
 上り線は道路を挟んで市役所の向かい側にある。気仙沼駅への直通系統だけでなく、陸前矢作駅への支線系統もここから乗車する。

大船渡線BRT気仙沼駅行き
 気仙沼駅行きのバスがやってきた。来るときは中古車だったが、今回は新車のハイブリッド車(いすゞのエルガ・ハイブリッド)だ。動き出すときはモーター音がする。

 左側の一番前の席に座れたので前面展望を楽しむ。

運賃箱
 運賃箱にはodecaのカードリーダーライターが取り付けられている。他の地域のICカード導入バスに付いているのと同じ物だ。運賃の支払いだけでなく、乗務員に申し出ればチャージも出来る。


奇跡の一本松駅駅名標
 市役所のある高台からどんどん降りていき、津波で流された平地へと進んでいくと奇跡の一本松駅に到着。奇跡の一本松はここから少し離れている。
 観光客がたくさん来ていたが、大船渡線BRTで訪れる人はわずかで、ほとんどマイカーのようだ。駐車場もこのあたりに用意されている。


津波浸水標識
 奇跡の一本松駅を発車すると道路のアップダウンが多くなる。そのたびに「ここから 過去の津波浸水区間」、「過去の津波浸水区間 ここまで」という標識が出てくる。再び、同じような津波が襲ってきたとき、避難の参考になる標示だ。

乗務員
 大船渡線BRTは岩手県交通に運転が委託されているため、乗務員は岩手県交通の社員だがBRT独自の制服を着用している。袖の所にBRTのワッペンが付いていてJR東日本の制服とも異なる。

鹿折唐桑駅付近
 鹿折唐桑駅が近づいてくると前方に大きな船が見えてくる。

鹿折唐桑駅付近
 船は鹿折唐桑駅前に鎮座している。津波で流されて、ここにたどり着いたのだ。

鹿折唐桑駅
 鹿折唐桑駅に停車中。かなり大きな船だ。

 気仙沼駅に戻ってきた。ここで、気仙沼線BRTへ乗り換える。BRTからBRTへ乗り換える場合は運賃が通算できるので、乗務員に申告する。目的地までの運賃をあらかじめ支払い、精算証明書を受け取る。この精算証明書が次に乗車するバスの乗車券代わりになる。なお、この乗り換え精算でもodecaを使用できる
 気仙沼駅での乗り換え時間が14分しかない。しかも、到着が5分遅れたので実際には9分だ。一番前の席に座っていたので、到着してすぐに乗務員へ乗り継ぎを申告したのだが・・・精算証明書を書くのに時間がかかり、後ろの人が先にどんどん降りていく。しかも、降りる人の対応をしながら精算証明書を書いているので余計時間がかかっている。結局、一番最後に降りることになってしまった。でも、5分の余裕時間があった。しかし、バスの遅れがもっと大きかったら乗り換えが出来なかったかもしれない。

 今回乗車した大船渡線BRTの気仙沼~陸前高田は全て一般道区間なので、BRTらしさをあまり感じなかった。でも、駅間(バス停間隔)が凄く長いので普通の路線バスと違う印象だった。鉄道運賃なのでバスとしては距離の割に運賃が安いし。

7.大船渡線BRT(下り) 出口