10.陸前階上駅 |
訪問日 | 2013年8月16日(金) |
気仙沼線BRTを陸前階上駅で下車した。ここはバス専用道に設置されている2面1線の駅だ。
上りホームから向かい側の下りホームを見たところ。道路にある緑色の部分は上りホームと下りホームを結ぶ歩行者通行路(鉄道風に言えば構内踏切)だ。
奥には駅舎がある。陸前階上駅は他のBRT駅にあるような小さな待合室ではなく、鉄道時代の駅舎を使用している。
柳津駅寄りには鉄道時代のホームと跨線橋が残っている。跨線橋があることから、鉄道時代は島式ホームの1面2線(すれ違い可能)だったようだ。上り線側はバス専用道に変わった。
鉄道時代のホームには駅名標も残っている。
現在使用しているBRTのホーム。バス専用道の両側にホームがある。
下りホーム側から上りホームを見たところ。鉄道時代は島式ホームが現在の下りホーム部分まで延びていたと思われる。ここだけ見ると鉄道の駅だったとは思えない。
ホームと駅舎の間には跨線橋への通路がある。もちろん、跨線橋は閉鎖されて入ることは出来ない。下り線側の線路は撤去され、砂利だけが残っている。
駅舎の外観。鉄道時代の駅舎をリニューアルしている。外から見るとバスが来る駅には見えない。
駅舎の入口。駅名標は赤色のBRT仕様。
駅舎に入ると待合室になっている。普通の無人駅と変わらない感じ。
待合室には運行状況を表示するモニターが設置されている。
陸前階上駅と大谷海岸駅の間にいる柳津行き(乗車してきたバス)は5分遅れで運行中。松岩駅に停車中の気仙沼行き(最知駅到着前に交換待ちしたバス)も5分遅れ。一般道路を走行する部分があるため遅れが出やすいようだ。
かつて駅事務室だったと思われる場所はトイレに改装されていた。