碓氷峠鉄道文化むら(碓氷峠関連の展示車両)
訪問日
1999年4月24日(土)

EF63 10  旧検修庫の正面向かって右側に展示されているEF63 10(青色塗装機)。横川側運転室内を見学することが出来る。
 EF63形電気機関車は横川〜軽井沢専用の補助機関車だ。


EF63 18  旧検修庫の正面向かって左側に展示されているEF63 18(茶色塗装機)
 軽井沢側にある各種車両と接続するジャンパコネクタや双頭連結器をじっくり観察できる。
 EF63は169系電車、189系電車、489系電車、EF62形電気機関車と協調運転を行っていた。また、115系電車、165系電車、185系電車、82系気動車などと非協調運転をしていた。協調運転はEF63からの指令で各車両が動作する。非協調運転は単にEF63が牽引したり推進したりするだけ。


EF62 54  EF63 10号機と連結された状態で展示されているEF62 54。軽井沢側運転室内を見学することが出来る。
 EF62形電気機関車は碓氷峠を越える客車や貨物列車の本務機。もちろん、峠を越えるときはEF63の力を借りる。


EF62 54の運転台  EF62 54の運転台。電車よりも複雑な運転台だ。


ED42 1  EF63による粘着運転が開始される前に、横川〜軽井沢を走っていたアプト式電気機関車。準鉄道記念物に指定されている。ED42は駅構内ではパンタグラフをあげて集電していたが、本線ではサードレールと呼ばれる走行線路の横にあるレールから集電していた。(東京の地下鉄銀座線や丸の内線が現在でもこの方式。)
 アプト式とは2本のレールの間にラックレールと呼ばれるギザギザの付いたレールがあり、機関車の歯車をかみ合わせて進む方式。これで、急な坂を上り下りしていた。


アプト式線路  歯車をかみ合わせるラックレールと集電するためのサードレールが再現された、アプト式線路。


189系電車  旧検修庫横に展示されている189系電車の先頭車。主に特急「あさま」に使用されていた電車で、EF63と協調運転が出来る。協調運転機能以外は183系とほとんど同じなので現在でも中央本線の特急「あずさ」などで活躍中。


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