
博多~長崎を走るJR九州の特急「かもめ」885系電車だ。今回の大宮工場一般公開のために、はるばる九州から回送されてきた。交流専用電車なので直流電化された大宮までの道のりは自力走行できない。機関車牽引で回送されたのだろう。当然、大宮工場内も交流電化されていない。しかし、車内の照明などのためにサービス電源を何らかの方法で供給していたようだ。

先頭車の側面。JR九州の列車特有の英語表記があちこちに入っているが、885系電車はしつこいほどではなく好感が持てる。塗装もほとんど白なのでかなりすっきりした感じ。

グリーン車の室内。座席は革張りでハイグレード。室内照明も白熱灯で落ち着いた感じだ。これは普通車も共通で、全てにおいてグレードが高い。JR九州自慢の設備だ。(高崎線の新特急185系電車は一体何!?と言うぐらい差がある。)
奥はガラス張りで開放感のある運転室。

デッキなどの通路も綺麗。ドア両脇の照明は変わっていて面白い。
JR九州では車両展示の他に、関連グッズの販売も行っていた。わざわざ九州から車両同伴で出張してきたわけだからかなり力の入った営業活動だと思った。