愛知高速交通
車両
愛知高速交通リニモ100L形電車
路線
愛知高速交通東部丘陵線 万博八草〜万博会場
時刻
10:42発、10:45着
乗車日
2005年8月8日(月)

 愛知高速交通東部丘陵線は磁気浮上式鉄道(浮上式リニアモーターカー)における日本初の実用化路線だ。愛称は「リニモ」。常電導電磁石を使用した「HSST」と呼ばれるシステムを採用している。

 愛知環状鉄道の万博八草駅を出るとリニモに乗車する人で長蛇の列だった。万博に行く人たちで大混雑だ。原因の一つは輸送量が少ないこと。14m級の小型車両が3両で1編成なので乗客がさばききれていない。と言ってもリニモは万博アクセス専用で建設されたわけではなく、万博終了後に適切な輸送量になるように作られている。
 やっと乗車しても超満員で細部を観察したり写真撮影出来る状況ではなかった。乗り心地は確かに良いが、普通の通勤電車という感じである。

万博会場駅  愛知万博会場最寄り駅の万博会場駅。大きな駅だが、万博終了後はどのくらいの利用客がいるのだろう?


リニモ  愛知万博会場内から見た走行中のリニモ。ちょっと見た感じでは新交通システムやモノレールとの違いが分からない。


車両
愛知高速交通リニモ100L形電車
路線
愛知高速交通東部丘陵線 万博八草〜藤が丘
時刻
16:00発、16:17着
乗車日
2005年8月9日(火)

 次の日、全区間を乗車してみた。午後ということもあって昨日乗車したときは万博に行く人たちで大混雑だった万博八草駅は閑散としていた。万博会場駅からは帰りの客で満員になった。

リニモ先頭展望  リニモ車内先頭部からの展望。前面がほぼガラス張りなので展望はよい。軌道もよく見える。
 運転士がいるが自動運転なので運転はしていない。と言うか自動運転の発車ボタンも押していない気が・・・(乗務員室の窓からホームの様子を確認した後、運転席に着席する前に電車が動き出す。)本来は無人運転なのだが万博期間中は乗客が多いので監視要員として乗っているのかもしれない。


 発車と停車の時の揺れは普通の電車だが、やはり走行中はスムーズ。先頭から軌道の状態を見ていると、衝撃も無くスルスルと進んでいくのが不思議な感じ。

サウンドライブラリ
愛知高速鉄道リニモ100L形電車の走行音(長久手古戦場〜杁ヶ池公園)
ムービーライブラリ
愛知高速鉄道リニモ先頭展望(万博八草〜陶磁資料館南) (YouTube)

 終点の藤が丘駅手前から地下区間になるが、ここでもリニアモータカーの威力を発揮。地下区間走行特有のゴーッという騒音が一切無い。地上を走っているときと同じように静かに進んでいく。地下鉄では浮上しないリニアモーターカーが最近増えているが、騒音解消という意味で浮上式リニアモーターカーも案外良いかも。

快速「エキスポシャトル」
出口
JR東海 超電導リニア館

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