仙台空港アクセス線 快速
種別・番号・名称
快速列車 3315M
車両
JR東日本 E721系500番台電車
路線
仙台空港鉄道 仙台空港線 仙台空港〜名取
JR東日本 東北本線 名取〜仙台
乗車日時
2012年5月4日(金) 9:40発、9:57着(17分)
乗車券類
Suica(運賃 仙台空港〜松島海岸:970円)

仙台空港ターミナル  仙台空港駅から見た仙台空港ターミナル。駅と空港ターミナルの間には道路があるが、連絡通路で結ばれていてスムーズな移動ができる


仙台空港駅  仙台空港ターミナルから見た仙台空港駅。


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E721系500番台電車 発車(仙台空港駅) (YouTube)

仙台空港駅入り口  仙台空港駅は空港ターミナルと直結しているが、もちろん外へ出ることもできる。
 この駅も東日本大震災による津波の被害を受けている


仙台空港駅の津波標示  駅入り口に津波による浸水位置が標示されていた。


仙台空港駅の津波標示  エスカレーター横に浸水位置の標示がある。一般家屋の1階が水没するぐらいの高さだ。
 高架駅なので駅本体への被害は少なかったようだが、この辺り一面が水で埋め尽くされていたことを考えると恐ろしい。


SAT721系電車顔ハメ看板  改札口前にはSAT721系電車をデザインした顔ハメ看板が設置されていた。日付が表示されていて記念撮影に使える。
 隣ではSuicaペンギンが「Suica使ってね」と言っている。もちろん仙台空港鉄道はSuicaで乗車することができる。このPR用Suicaペンギンは、Suica電子マネーで買い物ができる店舗に置いてあるのをよく見るが、駅(鉄道利用)用に置いてあるのは初めて見た


仙台空港駅改札口  改札口にはJR東日本と同じ自動改札機が設置されている。中央の2台は通路幅が広いタイプで、荷物の多い空港利用者が通りやすいようになっている。


E721系500番台電車  再び仙台空港アクセス線に乗車して仙台駅へ戻る。先ほど乗ってきた列車の折返し編成だった。JR東日本E721系500番台電車が先頭で、後ろには仙台空港鉄道SAT721系電車が連結されている。


 発車まで少し時間があったので、再び車内を観察してみた。
 ドアはボタン式で半自動扱いになっているので、自分で閉めてみる。E721系(SAT721系)電車のドアは一気に閉まらないのが特徴だ。閉まる直前で一旦止まってから完全に閉まる。物が挟まるのを防止するためだろうが、今まで見たことのない閉まり方だ。

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E721系500番台電車 ドア閉(仙台空港駅) (YouTube)

E721系500番台電車車内案内表示器  車内ドア上には1段LEDの案内表示器が設置されているが、表示器と天井の間がE231系電車などより空いている。低床で天井が高いのがここからも分かる。


 仙台駅から仙台空港駅に来るときは各駅停車の普通列車だったが、この列車は途中に名取駅だけへ停車する快速列車だ。また、来るときの列車はJR東日本の運転士が乗務していたが、この列車は仙台空港鉄道の運転士が乗務している。
 空港ターミナルから乗客がやってきて、そこそこの乗車率。行きの列車が空いていたのは時間帯の関係か?

 仙台空港駅を発車すると左に大きくカーブして空港ターミナルの横に回り込む。飛行機が止まっているのも見えるが、すぐに列車は下へ降りて滑走路の下をくぐるトンネルに入る。津波ではこのトンネルが大きな被害を受け運転再開に時間がかかった。

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E721系500番台電車 車窓風景(仙台空港駅) (YouTube)

 運転室の後ろから前を見てみたら、レールのゆがみが大きいことに気づいた。もちろん、安全上問題が無いレベルだろうが、速度が速いので乗り心地に多少影響していると思う。速度の遅いローカル私鉄ではもっとひどいところもあるが、比較的新しい高架路線では珍しいゆがみ方だ。これは東日本大震災の影響によるゆがみなのだろうか?そして、現在のこの状態は最低限の補修なのかもしれない。

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E721系500番台電車 前面展望(美田園〜杜せきのした) (YouTube)

 杜せきのした駅を通過して右に大きくカーブすると東北本線の上り線を跨いで名取駅に到着する。

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E721系500番台電車 車窓風景(杜せきのした〜名取) (YouTube)

 名取駅ではさらに乗客が増え、結構混雑している。やはり東北本線内の利用が多いようだ。
 ここから東北本線に入るが、引き続き仙台空港鉄道の運転士が仙台駅まで運転した。JR東日本の運転士と仙台空港鉄道の運転士は共に相手会社内も運転し、列車によって運転士の担当が決まっているようだ。

仙台空港アクセス線 普通
出口
仙石線 快速(下り)

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